Exhibitions展覧会

元治元年（1864）は日本の歴史が大きく動いた年でした。
6月5日の夜、新選組が池田屋を急襲して密会中の浪士たちを斬り、多くを捕縛した「池田屋事件」が起きます。そして翌月には幕府に反発する長州藩士たちと、会津藩や新選組ら幕府側が激しく争った禁門の変（蛤御門の変）が起きます。これらの事件は、その後の長州征伐や戊辰戦争など幕末の動乱の始まりとなる出来事でした。

2014年は、この両事件が発生してから150年目の節目の年です。
そこで今回の展覧会では、両事件に深く関わった新選組を中心に、彼らの思いと行動を多くの資料、遺墨などから探ります。
展示品には、新選組三番隊組長・斉藤一の明治期の様子を伝える新発見資料も初公開。また、禁門の変の3D映像も上映します。
この機会にぜひご覧ください。