Exhibitions展覧会

目・耳・WAR-総動員体制と戦意高揚-

1937年の日中戦争開始後、日本では国民に向けて総動員体制に国民を動員するための戦意高揚を目的にした宣伝活動、プロパガンダが活発になりました。今回の展覧会では、当時の先端的デザインが駆使されたポスターやチラシを中心に、レコードや子ども向けの玩具など、様々な資料約140点を展示します。

1937年に日中戦争が始まると、日本では総力戦体制に向けて国民を動員するための宣伝活動が活発になりました。当時の先端的なデザインや技法を駆使した広告やポスターなどの宣伝メディアは、視覚・聴覚に訴えて、当時の人々を戦意高揚に駆り立てる感性装置となっていました。

今回の展覧会では、総力戦体制を支援するメッセージの発信場所とされた戦時ポスターやチラシなどの視覚資料(広告デザインや美術)を中心に、軍歌や戦時歌謡などを収録したSPレコードなどの聴覚資料(音楽や音声)、子どもに向けて戦意高揚を促進するためのゲームや遊玩具など、感性に訴えかける歴史資料を約140点展示します。会場内では、当時の音楽を聞いたり、紙芝居(複製)を手にとることもできます。
この展示を通して、現在にも続く情報による嗜好の操作について考え直す機会としてみてください。

なお、会期中には学芸員による展示解説も予定されています。
 

展覧会概要

期間 2013/10/23(水) 〜 2013/12/15(日)
会場・開催場所 【2023年9月まで休館】立命館大学国際平和ミュージアム
時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
料金 大人:400円(350円)
中高生300円(250円)
小学生:200円(150円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金です。 ※上記料金で常設展もあわせてご覧いただけます。 【関西文化の日】 11月16日(土)・17日(日)は関西文化の日により無料で入館可能です。
お問い合わせ TEL:075-465-8151075-465-8151
FAX:075-465-7899
ホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/special/2013/exhibition2013_3.html

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