Exhibitions展覧会

平成22年 春季特別展 野村得庵と近代の数寄者

2010/03/06(土) 〜 2010/06/06(日)

野村美術館 

野村財閥の創業者、野村得庵は、茶の湯を愛好する近代を代表する数寄者であり、美術品収集家でもありました。今回の展覧会では、彼が克明に記録した「茶会記」に基づいた展示を行います。大正14年に光悦寺にて開催された光悦会など、6つの茶会を前期・後期の二期で3会分ずつ、実際に使用された道具組を展示。茶会の雰囲気を再現します。

重要文化財
宗峰妙超筆『白雲偈頌』(鎌倉~南北朝時代)
(昭和北野大茶湯で使用)
大名物 上杉瓢箪茶入(南宋時代)
(昭和北野大茶湯で使用)
野村財閥の創業者、野村得庵は、茶の湯を愛好する数寄者であり美術品収集家でもありました。

得庵は、茶会の記録「茶会記」を克明に記しています。
今回の展覧会では、その得庵の茶会記にもとづいた展示を行います。大正12年、碧雲荘にて開催された高橋箒庵等招待茶会や、大正14年に光悦寺にて開催された光悦会など、六つの茶会を 前期と後期の二期で三会分ずつ、おのおのの茶会で得庵が実際に用いた道具組を展示し、茶会の雰囲気を再現。
「近代の数寄者」としての得庵像を浮き彫りにします。


 【前期展示 3月6日(土)~4月18日(日)】 
1.昭和北野大茶湯(昭和11年、碧雲荘)
2.光悦会(大正14年、光悦寺)
3.南遊記念茶会(大正12年、碧雲荘)

【後期展示 4月20日(火)~6月6日(日)】
1.還暦茶会(昭和13年、碧雲荘)
2.高橋箒庵等招待茶会(大正12年、碧雲荘)
3.第170回篠園会茶会(大正13年、場所不明)

※期間中、地階展示室では館蔵品展「京焼展(3月6日~4月18日)」「茶の湯の釜展(5月18日~6月6日)」を同時開催しています。
 (4月18日は16:00まで/3月26日、4月14日、5月26日は地階展示室は休室)

※下の画像は 『練上志野茶碗 銘 猛虎』(昭和13年 還暦茶会で使用)

展覧会概要

期間 2010/03/06(土) 〜 2010/06/06(日)
会場・開催場所 野村美術館
時間 10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
※ただし、3月22日、5月3日(祝・月)は開館、3月23日(火)休館となります。
料金 大人:700円
高校・大学生:300円
小・中学生:200円
注意事項等 ※団体(20人以上)、高齢者(70歳以上)の方は、入館料は500円です。
お問い合わせ TEL:075-751-0374075-751-0374
FAX:075-751-0586
E-Mail nomurams@nomura-museum.or.jp
ホームページ http://www.nomura-museum.or.jp/

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