Exhibitions展覧会
平成28年秋季特別展「いとをかし 和もの茶わんの世界」
茶の湯で用いられる茶碗の中で、日本で作られた和物茶碗をご紹介します。利休の指導により樂長次郎が作り始めた楽焼、色彩豊かで雅な京焼、そして個性豊かな諸国で作られた国焼など多彩です。その優雅で華やか、または個性的でおもしろみのある作品をお楽しみください。
茶の湯で用いられる茶碗の中で、日本で作られたものは和物茶碗と呼ばれます。それには、千利休の指導により樂長次郎が作り始めた楽焼、野々村仁清・尾形乾山らに代表される色彩豊かで雅な京焼、京都以外の諸国で作られた形の様々な国焼があります。
楽焼には赤と黒があり、シンプルな形とデザインが特徴です。そして京焼は色絵が特徴です。赤、青、緑など豊かな色彩で桜や笹や唐松など雅なデザインが描かれています。国焼は、薩摩焼のように京焼の影響を受けたものがある一方、唐津焼や美濃焼など独自の肌や風合いのよさが強みの茶碗が創り出されました。いずれも日本的で多様な感性に育まれた茶碗で、「いとをかし」と感じる、つまり何故か強く心魅かれる茶碗といえるでしょう。
今回の展覧会では名工の手によるものをはじめ、さまざまな和物茶碗をご紹介します。優雅で華やか、または個性的でおもしろみのある茶碗の数々を御鑑賞いただけたら幸いです。
※この展覧会は前後期制です。一部展示替となる作品がございます。
【前期】9月3日~10月16日/【後期】10月18日~12月4日
展覧会概要
期間 | 2016/09/03(土) 〜 2016/12/04(日) |
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会場・開催場所 |
野村美術館
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時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日 ※ただし9月19日・10月10日は開館。9月20日・10月11日は休館。 |
料金 | 大人:700円 高大生:300円 中小生:200円 70歳以上・20名以上の団体:500円 |
注意事項等 | 【相互割引企画】 会期中、野村美術館・泉屋博古館・細見美術館の岡崎エリアの3つの美術館で、相互割引企画を実施します。詳細は下記「CHECK PONT」をご覧ください。 【呈茶席】 会期中、併設の茶室(椅子席)にて、上生菓子付お抹茶が召し上がれます(1客600円) |
お問い合わせ |
TEL:075-751-0374075-751-0374
FAX:075-751-0586 |
ホームページ | http://www.nomura-museum.or.jp |
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