Venuesアート施設
野村美術館
野村證券など金融財閥を一代にして築き上げた、二代目野村徳七(1878-1945／号・得庵）のコレクションをもとに、昭和59(1984)年に京都東山・南禅寺畔に開館した美術館。
得庵が蒐集した茶道具や能楽に関係する品々を中心に、得庵自身の遺作、書や絵画などの美術工芸品を、春季（3月上旬～6月上旬）と秋季（9月上旬～12月上旬）の年2回、テーマに基づいて展示しています。
所蔵品
近代を代表する数寄者でもあった野村徳七（得庵）の蒐集品が主体。茶道と能楽を愛した彼らしい、茶道具や能面、能装束などを中心に、約1,700点を収蔵しています。
その中には伝 紀貫之筆《寸松庵色紙》や、《佐竹本三十六歌仙・紀友則》、雪村周継筆《風濤図》などの重要文化財7件、与謝蕪村筆『草廬三顧』など重要美術品9件といった指定美術品も含まれます。
他にも本阿弥光悦筆・俵屋宗達下絵による和歌巻、千利休による書など、絵画に書、工芸品など多彩で貴重な品々が揃っています。
この施設のおすすめ
■立礼茶席
開館期間中は立礼茶席も設置。椅子席で、作法などは気にせずに気軽に抹茶（＋生菓子）を楽しめます。館蔵品の中から席を設えており、実際の茶席の雰囲気と共に、間近で茶道具を鑑賞することができます。
料金：700円（生菓子付き）
時間：10:00～16:00
※お菓子が無くなり次第終了
※5名以上での参加は要予約となります。
※参加の際は、指輪などお手元のアクセサリーはお外しください。
※状況により休席する場合がございます。詳細は美術館のホームページ等をご確認ください。
※2020年秋季はコロナウイルス感染拡大防止のため休席
アート施設概要
| 住所 | 〒606-8434 京都市左京区南禅寺下河原町61 |
|---|---|
| お問い合わせ |
TEL：075-751-0374075-751-0374
FAX：075-751-0586 |
| 開館時間 | 10：00～16：30（入館は16時まで） |
| 休館日 | 月曜日（祝日の場合は開館・翌日休館） |
| 料金 | 大人：800円（600円） |
| nomurams@nomura-museum.or.jp | |
| アクセス | 【市バス】 5系統 「岩倉」行にて「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩約10分 ※永観堂門前を右に曲がり直進、東山中・高校向い 【地下鉄】 東西線「蹴上」駅下車、徒歩約10分 ※1番出口より坂道下右手のトンネルを通り、南禅寺三門先の三差路を右折、北門を抜けて左手 【自動車】 名神高速道路「京都東インター」で降り、三条通を蹴上まで西進、南禅寺まで ※駐車場（無料）は普通乗用車数台分のみ ※駐車場が空いていない場合は、南禅寺の駐車場（有料）をご利用ください。 |
| ホームページ | http://www.nomura-museum.or.jp/ |
その他注意事項など
※車椅子での入館：可