Exhibitions展覧会
上村松篁展
日本画家・上村松園の長男であり、花鳥画の第一人者として活躍した上村松篁。その75点の代表作と、挿絵原画や素描約30点を紹介する大規模回顧展です。母・松園同様、「品があって匂い立つような」芸術を花鳥画で追求し続けた画業をご堪能ください。
【作品画像】
(1)《孔雀》 昭和58(1983)年 京都国立近代美術館
(2)《星五位》 昭和33(1958)年 東京国立近代美術館
(3)《月夜》 昭和14(1939)年 松伯美術館
(4)《山鹿》 昭和11(1936)年 京都市美術館
(5)《万葉の春》 昭和45(1970)年 近畿日本鉄道株式会社
大正、昭和に活躍した、近現代の京都画壇を代表する日本画家・上村松篁(うえむら・しょうこう)。
近代美人画の大家として知られる上村松園(うえむら・しょうえん)を母に持つ彼は、伝統的な円山四条派の写生を生かしながら、近代的な画面構成をもつ新しい花鳥画を生み出したとして高い評価を受けました。昭和58年には文化功労者となり、昭和59年には史上初となる母子二代での文化勲章を受章しています。
今回の展覧会では、《星五位》、《丹頂》、《孔雀》といった花鳥画や動物画の代表作を中心に、奈良時代をテーマに描いた人物画の大作《万葉の春》を含めた75点の本画作品を展示。また、井上靖の小説『額田女王(ぬかたのおおきみ)』に使用された挿絵の原画や、庭で飼育していた鳥たちなどをモデルに日々続けられていた素描約30点を紹介します。
そのほか、12年間の密着取材によって撮影された、松篁のポートレート写真もあわせて展示します。
母・松園同様、「品があって匂い立つような」芸術を、花鳥画で一心に追求し続けた画家・上村松篁の軌跡をご堪能ください。
展覧会概要
期間 | 2014/05/27(火) 〜 2014/07/06(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立近代美術館
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時間 | 9:30~17:00(金曜日は~20:00/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 一般:1,300円(1,100円) 大学生:900円(700円) 高校生:500円(300円) 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※()内は前売、及び20名以上の団体料金 ※障害者手帳などをご提示の方と付添者1名は無料 ※上記料金でコレクション展もご覧いただけます。 【イブニング割】 会期中の毎週金曜日17:00以降の入場に限り、当日料金の200円割引にてご覧いただけます。(イブニング割のチケットは会場の当日窓口のみでの販売です) |
お問い合わせ |
TEL:075-761-9900075-761-9900
テレホンサービス |
ホームページ | http://s-uemura.exhn.jp/ |
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