Exhibitions展覧会

没後100年 青木繁展-よみがえる神話と芸術

2011/05/27(金) 〜 2011/07/10(日)

京都国立近代美術館 

日本の近代洋画界において「天才」と呼ばれながらも28歳の若さで世を去った画家・青木繁。その没後100年を記念して開催される、関西初の大回顧展。稀代のスケールの画家の波乱に満ちた生涯を、油彩70点、水彩・素描160点、多数の関連資料で紹介。まさに決定版、空前絶後の規模の展覧会です。

わが国近代絵画史上「天才」と呼ばれ、幾多の名作を残しながらもわずか28歳でこの世を去った、明治の洋画家・青木繁。その没後100年を記念し、空前の規模と内容で、関西で初めての回顧展が開催されます。

明治の「浪漫主義」と呼ばれる時代を背景に、青木が弱冠22歳の若さで描いた作品『海の幸』は、日本の絵画史を代表する名作といっても過言ではないでしょう。そして発表当時は評価を得られなかった『わだつみのいろこの宮』をはじめとした神話や旧約聖書の物語など、青木は時空を超えた壮大な主題にも没頭します。当時としてはきわめて稀な、スケールの大きな画家であったことを忘れてはなりません。

青木の短い生涯は、経済的な不遇や健康上の不幸、愛と放浪のたびに加えて、きわめて強い自負心によって数々の逸話を生み出してきました。青木が残した作品も、所在不明のものを含めて約440点にのぼると考えられています。

今回の回顧展では、青木の生涯を

「画壇への登場―丹青によって男子たらん 1903年まで」
「豊饒の海―『海の幸』を中心に 1904年」
「描かれた神話―『わだつみのいろこの宮』まで 1904-07年」
「九州放浪、そして死 1907-11年」
「没後、伝説の形成から今日まで」

の5章に分け、油彩画約70点、水彩・素描160点、さらに多数の関連資料を含めて紹介。
まさに決定版というべき規模で、青木繁の再評価、そして彼の真の実像に迫ります。

展覧会概要

期間 2011/05/27(金) 〜 2011/07/10(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
金曜日の夜間開館日 9:30~20:00(入館は19:30まで)
休館日 休館日:月曜日
料金 一般:1,200円(前売 1,000円/団体 1,000円)
大学生:900円(700円/700円)
高校生:500円(300円/300円)
中学生以下:無料
注意事項等 ※団体は20名以上から ※本料金でコレクション展もご覧いただけます。 ※障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。(入館の際に証明できるものをご提示ください)

チケット取り扱いプレイガイド

チケットぴあ(Pコード:764-564)、ローソンチケット(Lコード:53458) ほか主要プレイガイド・コンビニエンスストアなどで販売予定 ※前売券は、3月1日から5月26日までの期間限定発売です。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
(代表)
E-Mail info@ma7.momak.go.jp
ホームページ http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2011/386.html

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