Exhibitions展覧会

土田世紀全原画展―43年、18,000枚。

2014/05/31(土) 〜 2014/08/31(日)

京都国際マンガミュージアム 

『編集王』『同じ月を見ている』など多数のヒット作を生み出しながら43歳の若さで亡くなった天才マンガ家・土田世紀。その画業を、約18,000枚にものぼる原画を中心に、トリビュート作家による描き下ろし作品やトークショーなどさまざまな角度で紹介する回顧展です。

【作品画像】
(1)土田世紀 「俺節」© 土田世紀(ポスター使用画像)
(2)土田世紀 「同じ月を見ている」 © 土田世紀


『俺節』や『編集王』『同じ月を見ている』など、才気あふれる作品を次々と世に送り出し、「天才」と呼ばれながらも2012年に早折したマンガ家・土田世紀(つちだせいき)。その画業を振り返る回顧展です。

展覧会では、土田のデビュー初期から晩年までを、約18,000枚にのぼる原画で紹介。
男たちのやり場のない青春の猛りを大胆かつ鮮明に描いた初期を<俺>の時代とし、その後ヒット作を連発し多忙な中で膨大なページを量産し続けた人気作家時代を経て、他者や自然との関係を哲学的に描き新境地を切り開いた<月>の時代まで、その表現の変遷をたどっていきます。

また、人気・有名作家の描き下ろしによる土田世紀トリビュート作品の展示や、土田世紀作品に深く共鳴するマンガ家や土田の担当編集者によるトークショーなど関連イベントも多数予定されています。
さまざまなアプローチでひもとく土田世紀の世界を、この機会にご覧ください。
 

トリビュート作品 出展作家

■ マンガ
新井英樹(「ザ・ワールド・イズ・マイン」)/信濃川日出雄(「ヴィルトゥス」)/青野春秋(「俺はまだ本気出してないだけ」)

■ イラスト
えすとえむ(「ゴロンドリーナ」)/上條淳士(「TO-Y」)/すぎむらしんいち(「超・学園法人スタア學園」)/日本橋ヨヲコ+木内亨(「少女ファイト」)/松本大洋(「ピンポン」)/矢口高雄(「釣りキチ三平」)/高橋よしひろ(「銀牙 -流れ星 銀-」)/倉田よしみ(「味いちもんめ」)/きくち正太(「おせん」)
 

土田世紀

1969年秋田県横手市生まれ。17歳のとき、『未成年』でマンガ家デビュー。『俺節』『編集王』『同じ月を見ている』など代表作多数。『同じ月を見ている』は、平成11年度文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞、2005年には実写映画化された。また、2000年には『編集王』が、2008年には『ギラギラ』が実写ドラマ化されている。
時流に流されないテーマやストレートに心に響くセリフ、天才的な画力で、マンガファンはもちろん、同業者やミュージシャンなどクリエイターの中にもその作品に惹かれる者は多い。2012年4月24日、43歳の若さで急逝。

展覧会概要

期間 2014/05/31(土) 〜 2014/08/31(日)
会場・開催場所 京都国際マンガミュージアム
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 水曜日(7/10~8/31は無休)
料金 無料(ミュージアムへの入館料は別途必要です)
お問い合わせ TEL:075-254-7414075-254-7414
FAX:075-254-7424
ホームページ http://www.kyotomm.jp

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