Exhibitions展覧会

サンデー・マガジンのDNA―週刊少年漫画誌の50年

2009/10/10(土) 〜 2009/12/20(日)

京都国際マンガミュージアム 

1959年3月17日に同時に創刊した「少年サンデー」と「少年マガジン」。創刊以来両誌はよきライバルとしてしのぎを削り、互いに影響し合いながら、少年マンガを進化させ続けてきました。その両誌の創刊50周年を記念して開催される展覧会です。日本漫画史に輝かしい歴史を刻み、社会や文化にも大きな影響を与えてきた両誌の50年の歩みを、名作・人気作の原画や直筆原稿、実際に使用された道具類など貴重な関連資料の数々と共に振り返ります。

1959(昭和34)年3月17日。

この日、日本漫画史に輝かしい歴史を刻む「週刊少年サンデー」(小学館)と「週刊少年マガジン」(講談社)が創刊しました。

奇しくも全く同じ発売日、編集部の人数まで全く同じという状況で生まれた両誌は、まさに宿命のライバルといっても良い存在。
以来半世紀の間、両誌は互いに抜きつ抜かれつ、競い合いながらそれぞれの個性を生み、ドラマチックな作品を世に送り出し、少年マンガを進化させ続けてきました。
その様は、まるでからみ合う二重らせんのDNAを思わせます。

この展覧会はその両誌の創刊50年を記念して開催されるものです。


時代をリードした歴史的名作から現在の人気作品まで、両誌を代表する100作の原画を一堂に集めて展示。
原画からは、印刷後ではわからない作画時のタッチまで伝わってきます。
その他、当時の掲載誌や、おもちゃ・関連グッズ、実際に先生方が制作に使っている道具類なども出品されます。
「巨人の星」「あしたのジョー」 の原作者である梶原一騎の直筆原稿や、「タッチ」「H2」のあだち充のアイデアノートなど、ここでしか見られない貴重な資料も多数。
また、「ボクシング」「ラブコメ」「野球」など、両誌から生み出された各要素にスポットを当てるなど、様々な面から「サンデー」と「マガジン」が紡いできた、少年マンガ50年の歴史と社会・文化に与えた影響を振り返ります。

「サンデー」「マガジン」が駆け抜けてきたこの50年は、まさに歴史上特筆すべき速さで社会が変わってきた激動の時代。
それでも、週刊漫画雑誌は、今も子供たちの心をしっかりと掴んでいます。
私たちと同じ時間を歩んできた「少年マンガ」を通して、日本の歴史、そして自分自身の時代も振り返ることが出来る、これまでにないユニークで見ごたえたっぷりの展覧会です。

 

展覧会概要

期間 2009/10/10(土) 〜 2009/12/20(日)
会場・開催場所 京都国際マンガミュージアム
時間 10:00~18:00(受付は17:30まで)
料金 一般:1,000円
中学・高校生:500円
小学生:200円
注意事項等 ※料金にはミュージアム入場料〔大人500円、中学・高校生300円,小学生100円〕を含みます。 ※11月3日(火・祝)は文化の日・まんがの日・関西文化の日につきミュージアム入場料は無料となります。 ※休館日:毎週水曜日、10月11日(日)
お問い合わせ TEL:075-254-7414075-254-7414
FAX:075-254-7424
ホームページ http://www.kyotomm.jp/event/spe/sundaymagazinedna.php

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