Exhibitions展覧会

『描く!』マンガ展~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~

2017/03/16(木) 〜 2017/05/14(日)

京都国際マンガミュージアム 

マンガ文化を支える「描く」ということに注目した展覧会が、関西に上陸!戦後から現代までの総勢13作家によるマンガ原画約300点(一部複製・前期後期の総数)を中心に、マンガ家たちの卓越した作画を分析・紹介するとともに、多くに人を「描く人」にはぐくむ日本独自の文化的環境についても迫ります。

日本人は、プロの作家のみならず、実に多くの人が「絵」を描いています。マンガ読者の多くは、愛好するマンガ作品をまねて自らも「描く」という体験を一度はしており、このような「描く読者」が分厚い層として存在し続けてきたことが、現代マンガの隆盛を支えてきたと言っても過言ではありません。

この展覧会は、マンガを「描く」「人に見せる」「たのしむ」という、マンガの本質的な営為に着目し、戦後から現代までの優れたマンガ家たちの卓越した作画技術を原画、資料、映像等により紹介するとともに、そうした作家たちを育み、産み出してきた文化的な背景を、貴重な史資料で解説します。

展示の中心は、治虫、( 石森章太郎、藤子不二雄Ⓐ 、赤塚不二夫、水野英子、さいとう・たかを、竹宮惠子、陸奥A子、諸星大二郎、島本和彦、平野耕太、あずまきよひこ、PEACH-PITと、総勢13作家によるマンガ原画約300点(一部複製・前期後期の総数)。あわせて、マンガ家・田中圭一による出展作家のうち8名のマンガ表現分析をパネルで展示します。また、彼ら/彼女らを「読む人」から「描く人」に育んでいった日本独自の文化的環境についても、歴史資料や解説パネルでご紹介します。

2015年8月に大分県立美術館でスタートし、全国5箇所を巡回した本展も、本会場が最後の展示会場となります。トークショーやワークショップなど関連イベントも開催予定です。
この機会にぜひご高覧ください。

※この展覧会は前期・後期でマンガ原画展示の内容が大きく入れ替ります(4月13日(木)は展示替のため閉場)

展覧会概要

期間 2017/03/16(木) 〜 2017/05/14(日)
会場・開催場所 京都国際マンガミュージアム
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 水曜日(ただし5月3日(水・祝)は開館)
4月13日(木)※展示替
料金 無料(ただし、ミュージアムへの入館料は別途必要です)
お問い合わせ TEL:075-254-7414075-254-7414
FAX:075-254-7424
ホームページ http://www.kyotomm.jp

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