Exhibitions展覧会

日本の怪奇資料展示と怪談公演「百物語の館」

2011/07/30(土) 〜 2011/08/07(日)

京都国際マンガミュージアム 

京都精華大の学生が会場全体をプロデュース。新旧の怪談の「語り」公演のほか、関連するマンガ作品や、怪談文化を生み出した歴史・絵画資料も展示されます。目で見て、耳で聞いて楽しむ「百物語」の世界で、暑い夏を涼しく過ごしてみませんか?

昼間の清々しさと空に燃える炎天は打ち消え、底知れない闇夜と蒸し暑さに襲われる丑三つ時。
そんな夏の夜の風物詩といえばやはり、通常の涼とはまた別の涼を求めて行う―百魅生ずる「百物語」ではないでしょうか。

昔から、日本では「百物語」という様々な怪談を集まった人が順に語るという怪談会のスタイルがあり、江戸時代には一種のブームとなりました。また、多くの怪談エピソードを集めたものを「百物語」と呼ぶこともあります。

この展覧会では、京都精華大学人文学部の堤・末次研究室の学生がプロデュースし、「百物語」をテーマにした装飾や空間演出、音響をデザイン。
江戸怪談だけでなくマンガ作品をもととした創作怪談、現代怪談を織り交ぜ、伝統だけではない、新しい形の百物語をご紹介します。荒れ屋敷めいた空間や台本、役者まですべて学生で作り上げ、怪談の語り公演を行います。

また、百物語関連のマンガ作品のほか、中田人形工芸製作のお化け人形、怪談の原本などの展示を行い、百物語を知らない方にも、わかりやすく楽しんでもらえる内容になっています。
夏の蒸し暑さを忘れさせる、耳で聞く恐怖をぜひご体験ください。

「百物語の館」公式ホームページ

主な展示内容

百物語入門の解説パネル
江戸怪談の原本や地獄絵
妖怪浮世絵などの絵画資料(人文学部研究室蔵)
お化け屋敷の装飾に用いられたお化け人形(中田人形工芸製作)
公演台本の原作とした資料
- パトリック・L・ハーン(小泉八雲)の『KWAIDAN』原本
- 創作百物語の原作マンガなど

怪談公演

期間中には、マンガや江戸時代の怪談をアレンジした、学生による百物語の「語り」公演が開催されます。(一回約30分)

・ 7月30日(土)、31日(日):(1)17:00~/(2)18:30~
・ 8月1日(月)~8月7日(日):(1)16:00~/(2)18:30~
※8月7日(日)のみ第一回目は15:00~

展覧会概要

期間 2011/07/30(土) 〜 2011/08/07(日)
会場・開催場所 京都国際マンガミュージアム
時間 10:00~20:00(受付は19:30まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
注意事項等 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です。 ※開催期間中、京都観光推進協議会「未来の日本・元気プロジェクト」に伴い、大人1名につき、小学生2名様のミュージアム入場料が無料となります。
お問い合わせ TEL:075-254-7414075-254-7414
(代)
FAX:075-254-7424
ホームページ http://www.kyotomm.jp/event/exh/hundred2011.php

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