Exhibitions展覧会

日本文化に見た夢 お雇い外国人建築家コンドル先生 重要文化財「ジョサイア・コンドル建築図面」

2009/12/02(水) 〜 2009/12/24(木)

京都大学総合博物館 

明治10年(1877)年にお雇い外国人として来日したイギリス人建築家、ジョサイア・コンドル。鹿鳴館の設計に携わり、邸宅建築家として日本に様々な作品を残した彼ですが、一方で仕事の傍ら日本庭園やいけばな、日本画を熱心に学ぶ日本文化の愛好者、研究者でもありました。彼の日本文化への強い思いは、建築作品の随所にも現れています。そんな「日本近代建築の父」コンドルの美しい建築図面から原本約30点、そして彼の著書を併せてご紹介します。

 

明治10年(1877)、イギリスから一人の若い建築家が来日しました。

彼の名はジョサイア・コンドル(1852-1920)。お雇い外国人として工部大学校造家学科(現・東京大学建築学科)で教鞭をとる一方、明治を代表する洋風建築である鹿鳴館などの設計にも携わりました。

 

その後、邸宅建築家としても才能を開花させた彼は、優れた作品を数多く日本で制作しました。

そのコンドルが、実は日本文化の熱烈な愛好者、そして研究者であったことはあまり知られていません。

コンドルは設計の仕事の傍らで、日本庭園やいけばなの研究にも勤しみました。
また、幕末から明治にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうえいさい)に師事して日本画を学び、弟子として「暁英」の号を与えられました。
そんな彼の日本文化への強い関心と共感は、建築作品にも随所に表れています。

展覧会では、「日本近代建築の父」とも呼ばれるコンドルが遺した美しい建築図面「ジョサイア・コンドル博士建築図面」(京都大学・工学研究科建築学専攻所蔵/重要文化財)全468点のコレクションから選んだ原本約30点を展示します。
併せて、西洋に日本文化を紹介したコンドルの著書も紹介。
彼が日本文化に見た夢の軌跡を辿ります。

展覧会概要

期間 2009/12/02(水) 〜 2009/12/24(木)
会場・開催場所 京都大学総合博物館
時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 休館日:月曜日、火曜日(平日・祝日にかかわらず)
料金 一般:400円(団体 300円)
高校・大学生:300円(200円)
小・中学生:200円(100円)
注意事項等 ※団体は20名以上。20名につき引率者1名の料金が無料となります。
お問い合わせ TEL:075-753-3272075-753-3272
FAX:075-753-3277
ホームページ http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。