Exhibitions展覧会
特集展示 雛まつりと人形
京都国立博物館の春恒例の雛祭り企画。雛祭りにひな人形を飾る風習は、実は江戸時代からのもの。展示では江戸時代に生まれた寛永雛・享保雛・次郎左衛門雛といったさまざまなひな人形が勢ぞろいするほか、嵯峨人形や御所人形など各種京人形を紹介。みやこで育まれた人形文化の流れをお楽しみください。
賀茂人形 内裏雛 江戸時代(19世紀)京都国立博物館
京都国立博物館恒例の雛祭り特集展示です。
3月3日の雛まつりは古くから行われているように思われまていますが、人形を飾ってこの日を祝うようになったのは、実は江戸時代の初めとされています。
当時の雛人形には、その時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛(かんえいびな)・享保雛(きょうほびな)や、考案した人形師の名に由来するという次郎左衛門雛(じろざえもんびな)、江戸で誕生した古今雛(こきんびな)、公家の装束を正しく写した有職雛(ゆうそくびな)などがありました。
この特集展示では、各種の雛人形が勢ぞろいします。また、木地に胡粉を塗り重ねて磨き上げた御所人形や、賀茂人形・嵯峨人形・伏見人形と、京都の地名を冠した各種の京人形を通して、みやこで育まれた人形文化の諸相を紹介します。
加えて今回は同時期開催の特別企画「豪商の蔵―美しい暮らしの遺産―」においても、江戸時代から近代にかけて製作された人形を展示しています。これらふたつの展示を通して、江戸時代から現代へ、連綿と続くみやこの人形文化の流れをご覧ください。
展覧会概要
期間 | 2018/02/20(火) 〜 2018/03/18(日) |
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会場・開催場所 |
京都国立博物館
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時間 | 9:30~17:00(金・土曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
料金 | 一般:520円(410円) 大学生:260円(210円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※高校生以下及び満18歳未満、満70歳以上の方は無料(年齢がわかるものをご提示ください) ※大学生の方は学生証をご提示ください。 ※障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名は無料 ※キャンパスメンバーズの方は無料(学生証をご提示ください) |
お問い合わせ |
TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス |
ホームページ | http://www.kyohaku.go.jp/ |
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