Exhibitions展覧会

開館120周年記念特別展覧会 国宝

2017/10/03(火) 〜 2017/11/26(日)

京都国立博物館 

京都国立博物館の開館120周年を記念して開催される、関西では41年ぶりとなる国宝展。約200件以上の国宝を4期に分けて一挙公開します。中には国宝展ならではの豪華すぎる夢の作品共演も!日本の歴史と文化の結晶ともいえる国宝を通し、日本美術の真髄と時を超えたドラマをこの機会にお楽しみください。

2017年は京都国立博物館の開館から120年目。同時に、日本の法令上「国宝」という言葉が初めて使用された「古社寺保存法」が制定されてからも120年目にあたるという、記念すべき年です。
このメモリアルイヤーに合わせ、京都国立博物館では1976年の「日本国宝展」以来41年ぶりとなる「国宝展」を開催します。

2017年現在、国宝指定を受けている美術工芸品は885件。「国宝展」ではそのうち、約4分の1にあたる210件の作品を約2週間毎、4期に分けて一挙公開します。日本最古の国宝「火焔型土器」や金印「漢倭奴国王印」、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」といった教科書で誰もが目にしたことがあるような有名作品はもちろん、普段は数年・数十年に一度出会えるかどうかの貴重な品まで、これほどの数の国宝が1か所に集まることはまさに奇跡といえるでしょう。
構成も、京都国立博物館の絵画・書跡・彫刻・工芸・考古各分野の研究員が総力を結集。「雪舟の国宝全6件を1室で一挙公開」「神護寺所蔵の肖像画、伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像そろい踏み」「長谷川等伯・久蔵親子、奇跡の共演」といった、国宝展ならでは豪華すぎる夢の取り合わせも実現します。

古より日本人は、外来の文化を柔軟に取り入れつつ、独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、日本の歴史や文化の結晶ともいえる存在です。国宝が物語る日本美術の真髄と時を超えたドラマを、この機会にご堪能ください。

【作品画像】
(1)国宝 深鉢形土器(火焔型土器)  新潟県笹山遺跡出土 縄文・前3500~前2500年 新潟・十日町市(十日町市博物館保管)
(2)国宝 源氏物語絵巻 柏木(三)  平安・12世紀 愛知・徳川美術館 10月31日~11月12日展示 ⓒ徳川美術館イメージアーカイブ/DNP artcom
(3)国宝 伝源頼朝像  鎌倉・13世紀 京都・神護寺 10月31日~11月26日展示
(4)国宝 天橋立図 雪舟筆  室町・16世紀 京都国立博物館 10月3日~10月29日展示
(5)国宝 青磁鳳凰耳花入 銘 万声  中国 南宋・13世紀 大阪・和泉市久保惣記念美術館 10月3日~10月29日展示

展示期間

【第1期】10月3日(火)~15日(日)
【第2期】10月17日(火)~29日(日)
【第3期】10月31日(火)~11月12日(日)
【第4期】11月14日(火)~26日(日)
※一部、上記の展示期間に依らない作品がございます。各作品の展示時期については、公式サイト等でご確認ください。

内覧レポートアップしました!(展示内容は第1期のものです)

展覧会概要

期間 2017/10/03(火) 〜 2017/11/26(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
時間 9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日
※ただし10月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)休館
料金 一般:1,500円(1,300円)
大学生:1,200円(1,000円)
高校生:900円(700円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金です。 ※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料となります(要証明)。 ※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。 ※キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと団体料金になります。
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス
ホームページ http://kyoto-kokuhou2017.jp

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