Exhibitions展覧会

近世京都の宮廷文化~宮廷大礼文化の風景~

2016/09/10(土) 〜 2016/11/13(日)

京セラギャラリー 

宮廷文化における晴れ舞台といわれる大礼・大典と呼ばれる儀式。この展覧会では、近世以降の大礼に関する各種資料、東福門院和子ゆかりの品々など約60点を通じ、現代まで受け継がれる高雅な宮廷文化の精華をご紹介します。まとまった形での展示は40年ぶりとなるこの機会、ぜひご高覧ください。

【作品画像】
(1)「御大典記念」小原家文庫蔵 ※展示:京セラ美術館
(2)「東福門院(徳川和子)像」光雲寺蔵 ※展示:京セラ美術館
(3)「紫宸殿と南庭で行われた即位大礼の模型」一般財団法人宗教文化研究所 蔵 ※展示:城南宮斎館


京都は794 年の平安建都以来、宮廷を中心に雅びな文化を形成し展開してきました。その宮廷文化の粋を形で表わす最高の晴れ舞台が、即位式と大嘗祭(だいじょうさい)です。これら一連の儀式は、大礼や大典(たいてん)とも呼ばれています。

今回の展覧会では、近世以降の大礼に関する資料を収集する小原家(おはらけ)文庫や、民間に所蔵されている貴重な資料をはじめ、徳川秀忠の娘で後水尾天皇に入内し、公家と武家を結ぶ懸け橋として宮廷文化にも貢献した東福門院(とうふくもんいん/徳川和子)ゆかりの品々など、約60点を展示します。このようにまとまった形で展示を行うのは、昭和51(1976)年に京都で開催された展覧会「文華典」以来、約40年ぶりの機会です。現代まで受け継がれる高雅な宮廷文化の精華を、ぜひご高覧ください。
 

【同時開催】城南宮会場(~10月23日)

京セラ美術館での展示とあわせ、城南宮斎館でも本展の展示を行います。
城南宮会場では、大礼の儀式を再現した模型や、儀式の際に使用される衣裳、神具などを中心にご紹介します。両会場の展示をご覧いただくことで、天皇の代始めに行われる大礼の情景がより鮮明に浮かび上がります。ぜひあわせてご高覧ください。

※城南宮会場は10月23日(日)までの開催です。京セラ美術館会場とは日程・時間が異なりますのでご注意ください。

《城南宮へのアクセス》
京都市伏見区中書島鳥羽離宮町7
TEL:075-623-0846
【地下鉄】烏丸線「竹田」駅/【近鉄】「竹田」駅下車、徒歩15分
【市バス】18号・19号系統にて「城南宮」下車、徒歩すぐ
http://www.jonangu.com

展覧会概要

期間 2016/09/10(土) 〜 2016/11/13(日)
会場・開催場所 京セラギャラリー
時間 【京セラ美術館】10:00~17:00
【城南宮】9:00~16:30
※入館は閉館30分前まで
休館日 会期中無休
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-604-3500075-604-3500
(大代表)
ホームページ http://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/museum/

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