Exhibitions展覧会

「宮脇檀 手が考える」建築家・宮脇檀のドローイング展 巡回展in京都

2019/03/18(月) 〜 2019/05/11(土)

京都工芸繊維大学美術工芸資料館 

建築家・エッセイスト・美食家・コレクターと多芸多才に活躍した宮脇檀(みやわき・まゆみ)。彼の建築図面やスケッチは情感に溢れ、手業のすばらしさを教えてくれます。この展覧会では、2017年の東京展での展示内容に京都展限定の展示を加え、宮脇のフリーハンドグラフィックスの魅力を原図や模型で紹介します。

建築家であり、軽妙な洒脱活ユーモラスな語り口のエッセイストであり、ダンディであり旅の達人であり美食家であり椅子のコレクターでもあり…生活を楽しむ天才であり多芸多才に活躍した宮脇檀(みやわき・まゆみ)。彼の才能には絵にも発揮され、コンピューターグラフィックス全盛の時代の中、宮脇の描く建築のパースやスケッチは情感に溢れ、手業のすばらしさを教えてくれるとともに建築家としての原点を感じさせます。

この展覧会は、一昨年の夏に東京都内で開催された、宮脇のフリーハンドグラフィックスを原図で展覧する「宮脇檀・手が考える」ドローイング展の巡回展です。
京都展では、東京展での展示内容に新たに、東京藝術大学卒業設計(1959年)とデザイン・サーベイで最初に手がけた倉敷の町並み調査(1966年)の原図を加え、代表的な住宅作品5点を模型にして展示します。宮脇檀の幅広い活動を通して、建築と町づくりに込めたその思いを伝えます。
 

宮脇 檀

1936年名古屋生まれ。東京芸術大学美術学部建築科で吉田五十八・吉村順三に学ぶ。1961年東京大学大学院修士課程修了。1964年一級建築事務所 宮脇檀建築研究室開設。1980年に「松川ボックス」で日本建築学会賞受賞。1991年より日本大学生産工学部建築工学科研究所教授就任。1998年62歳で没。
作品集として『日本現代建築科シリーズⅡ 宮脇檀』(新建築社/1980)、『宮脇檀の住宅』(丸善/1996)。また著書として『父たちよ家へ帰れ』(新庁舎/1996)、『男と女の家』(新潮選書/1998)など多数。

 

展覧会概要

期間 2019/03/18(月) 〜 2019/05/11(土)
会場・開催場所 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 日曜日、祝日
4月28日(日)~5月6日(月)
料金 無料
お問い合わせ TEL:03-3356-257403-3356-2574
※建築文化継承機構 事務局(建築画報社内)
E-Mail npokbkk@gmail.com
ホームページ http://www.museum.kit.ac.jp/20190318m.html

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