Exhibitions展覧会
SDレビュー2013 第32回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展
実際に建てることを前提にした建築設計展。夢や理想だけではない、建築家やデザイナーたちが設計を通して現実社会の中で格闘し、形にした作品が並びます。若い作家も多く参加しているところもポイント。今回は16組の作品が入選しました。この機会に「今」を見つめた建築の姿をご覧ください。
SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す、思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。 1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに開催され、「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表という形で毎年開催されています。
この企画の特徴は、実現見込みのないイメージやアイデアではなく、「実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの」を募集、選出している点にあります。そこには、夢や理想だけではない、建築家やデザイナーたちが設計を通して現実社会の中でどう格闘しているかを見ようとする新しい視点があります。
開催を重ねるごとに、若い世代の参加も増加しており、様々な場所で活躍する幅広い世代による「建築の今」を見ることができる展覧会ともなっています。
今回は16組の作品が入選しました。この機会に「今」を見つめた建築の姿をご覧ください。
■ SD Review 2013 公式サイト http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2013/index.html
入選作品・入選者一覧(敬称略)
《Megacity Skelton メガシティの小さな躯体》
雨宮知彦/ユニティデザイン一級建築士事務所+岡部明子+吉方祐樹+上田一樹+澤井源太/千葉大学大学院 +エリサ・エヴァワニ+アクマッド・ヘリー・ファッド/インドネシア大学 +総合地球環境学研究所(RIHN)
《えんがわオフィスアーカイブ棟》 伊藤暁+須磨一清+坂東幸輔
《8houses》 畝森泰行
《薪の礼拝堂》 川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ
《鶴ヶ島・未来との対話プロジェクト2013》 工藤和美+藤村龍至/東洋大学ソーシャルデザインスタジオ
《ブックエンドの家》 榊原節子+池部友香子
《ロードサイド・チャーチ・プロジェクト》 竹口健太郎+山本麻子
《不動前・家シェア》 常山未央
《15Aの家》 中川純
《Seaside Living》 中田裕一+中田理恵
《高岡のゲストハウス》 能作文徳+能作淳平
《Seedling Garden》 橋本未央
《長崎の住宅》 畑貴博
《Music College》 山梨知彦+羽鳥達也+笹山恭代+石原嘉人
《FAST BOX》 久冨敏明+萬田隆+安森弘昌+田頭章徳
《衣服のような家》 御手洗龍+御手洗僚子
展覧会概要
期間 | 2013/09/28(土) 〜 2013/10/14(月) |
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会場・開催場所 |
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | TEL:075-724-7924075-724-7924 |
siryokan@kit.ac.jp | |
ホームページ | http://www.museum.kit.ac.jp/ |
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