Exhibitions展覧会

特別展 朝鮮通信使と京都「誠信の交わり」への道 -松雲大師と雨森芳洲-

2013/10/19(土) 〜 2013/12/23(月)

高麗美術館 

朝鮮国王から日本への使者として遣わされた朝鮮通信使たち。今回の展覧会では、京都の名刹に伝わる書画や詩文、ゆかりの品々を通し、日本にやってきた朝鮮文士たちと京都の人々との交流を偲びます。

「朝鮮通信使」とは、朝鮮国王から遣わされた使者のことです。彼らは室町時代から江戸時代にかけて日本を訪問し、 様々な足跡を残しました。

文禄・慶長の役で一旦緊張化した日本と朝鮮の国交回復は、朝鮮の義僧・ 松雲大師(1544~1610年)による京都伏見での交渉を機にその礎が築かれました。
朝鮮側 の名付けた使節の名称は日本の状況を探るという「探賊使(たんぞくし)」にはじまり、その後文禄・慶長の役で朝鮮から日本へ渡った被虜返還の意義を担った「回答兼刷還使(かいとうけんさっかんし)」、そして将軍襲職祝賀の命を帯びた「朝鮮通信使」というものに段階的に変化していきます。

今回の展覧会では、歴史の舞台として常に重要な位置付けにあった京都に焦点を当て、通信使たちも滞在した京の名刹に伝わる書画や詩文、通信使ゆかりの高麗茶碗などを展示し、朝鮮文士と京都の人々との交流を偲びます。そして雨森芳洲(1668~1755年)の唱えた隣国との「信(よしみ)」について文化的な視点から考察します。

展覧会概要

期間 2013/10/19(土) 〜 2013/12/23(月)
会場・開催場所 高麗美術館
時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 一般:800円(640円)
大高生:500円(400円)
中学生以下無料
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料 ※65歳以上の方は一般料金より2割引(年齢の確認できるものをご提示ください)
お問い合わせ TEL:075-491-1192075-491-1192
FAX:075-495-3718
ホームページ http://www.koryomuseum.or.jp/2013/10/201310191223_1.html

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