Exhibitions展覧会

高台寺掌美術館15周年記念「戦乱を生きた秀吉」

2013/09/07(土) 〜 2013/12/15(日)

高台寺掌美術館 

16世紀後半から17世紀はじめにかけての半世紀は、日本は下克上の時代といわれる戦乱の世。その時代に生きた代表的人物が、豊臣秀吉です。今回は秀吉の夫人である北政所ゆかりの寺である高台寺に伝わる秀吉ゆかりの品々を通し、当時の人々の生活や美意識を紹介します。

16世紀後半から17世紀初頭にかけてのおよそ半世紀は、日本の中世から近世へと移り変わった時代でした。

この時代、西洋の大航海時代の影響を受け、政治・経済・社会・文化の各面において、東アジアでは大きな変化が重なりました。特に日本では「下克上」の時代といわれました。例え身分が低いものであっても、実力次第で誰もが政治や経済の実権を握ることが可能な時代であり、それゆえ戦乱が絶えず繰り返されたのです。

この激動の時代を生きた代表的な人物が、一代で天下を取った豊臣秀吉です。
秀吉の家族や家臣たちもまた、それぞれの思いを持ちつつ、時代の荒波の中で精一杯に生きました。

高台寺は、豊臣秀吉夫人の北政所(出家して高台院)が建立した寺院であり、秀吉とその周囲に生きた人々に関連する品々が伝わりました。それらは、当時の人々が急激な変革と戦乱の時代に生きたからこそ、時には精神を高揚させ、時には精神を鎮めることを必要としていた様子を伝えています。

※高台寺では秋の特別展が10月25日(金)~12月10日(火)まで開催されます(期間中は夜間拝観実施)

豊臣秀吉が政権を握った時代は後に桃山時代と呼ばれ、政治や経済のみならず生活文化も革新された時代でした。
この展覧会では、高台寺に伝わる豊臣秀吉の肖像画や念持仏の大随求菩薩、秀吉がその身辺に置いた馬印などの桃山時代の貴重な文化遺産を公開するとともに、当時の人々の生活や美意識を紹介します。

展覧会概要

期間 2013/09/07(土) 〜 2013/12/15(日)
会場・開催場所 高台寺掌美術館
時間 9:30~18:00
※10/25(金)~12/10(火)は22:00まで開館(高台寺・圓徳院夜間拝観期間)
休館日 会期中無休
※展示替のため、やむを得ず休館する場合があります。詳細はお問い合わせください
料金 高台寺掌美術館のみ:300円
2ヵ所共通拝観券(高台寺、高台寺掌美術館):600円
3ヵ所共通割引拝観券(高台寺、高台寺掌美術館、圓徳院):900円
お問い合わせ TEL:075-561-1414075-561-1414
FAX:075-561-1624

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