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創立60周年記念 京都伝統陶芸家協会展

2018/10/20 ~ 2018/11/11


【白沙村荘 橋本関雪記念館】

白沙村荘 橋本関雪記念館

京都伝統陶芸家協会は1959(昭和34)年に発足しました。当時の会則に賛同した陶磁器技術保存作家の資格を持った24名が会員でした。この発祥は昭和17〜19年第二次世界大戦の最中に遡ります。「千年の伝統を誇るわが国伝統産業・芸術・工芸の技術の粋を永遠に子孫に継承せしめ−」の特別措置法により時の商工省は京焼の製造者の中から厳しく認定した特別の資格でした。

昭和20年日本が敗戦国となった時、新しいわが国の伝統工芸としての京焼を如何にして復興し継承し創製していくかが、この資格者の人達の課題となり責務となりました。その前後10余年の間に世相も変わり業界も世代交代・隠居・逝去などで、この人達に様々な変動がありました。昭和30年代になって新しい京焼の創造を目標とする資格者の人達の有志が一堂に会して協会をつくり大きく飛躍しようとしたのも同じ頃のことです。今、発足の時の会員は総て鬼籍の人となっています。間もなく創立60周年を迎えようとしている現在の会員は、当時の人々の子・孫・曾孫となって業績を継承し発展させようと懸命に努力しています。

設立当初から協会は、展覧会の開催によって個性のある全会員の作品を一堂に発表することを旨として結束と親睦を計って参りました。毎年何所かの都市で展覧会を催しました。就中、髙島屋の京都・大阪・東京各店の画廊で年中行事として創立以来欠かさず、展覧会の会場を提供して頂きました。10周年目には、会員の後継者の集い「二凌会」を設立。その後の活躍と充実はメンバーの多くが現在協会の中枢的存在となっていることから、その存在の意義は著しいものでありました。

その後、会員の個展が増加すると共に合同での展覧会の主旨は見直され減少し、個人々々で活躍の場を求める歳月が続きました。その間、創立25周年(京都府史料館)、(東京・西武)、(大阪・太閤苑)、30周年(京都・平安神宮)、50周年(京都・髙島屋)、55周年(守山・佐川美術館)と、記念の展覧会はその時々の会員が一堂に会し、盛会裡に開催しています。

此の度、白沙村荘橋本関雪記念館のご好意により、創立60周年記念の展覧会を二凌会共々開催することとなりました。
何卒、一同の研鑽と活躍を御高覧くださいますよう御願い申し上げます。
 

出品作家

【京都伝統陶芸家協会会員】
三浦竹泉、赤澤露石、浅見五郎助、井上春峰、小川長樂、叶松谷、澤村陶哉、杉田祥平、諏訪蘇山、高木岩華、高橋道八、松林豊斎、宮川香齋

【二凌会会員】
小川裕嗣、叶具夫、杉田真貴、三浦實登里、宮川真一

※あわせて2018年春に里帰りを果たした橋本関雪の文展出品作品「琵琶行」(1910)と「木蘭」(1917)のアンコール展示を行ないます。
※存古楼では京都伝統陶芸家協会&二凌会会員18名によるチャリティー展示販売会を開催します。

※11月1日~11日は第54回京都非公開文化財特別公開が並行して行われます。この期間中のみ庭園と美術館の入館料受付が別々となります。庭園のみは受付可能ですが、美術館のみの受付は出来ません。
(第54回京都非公開文化財特別公開についての情報はこちら)


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