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現代風景画の指標 麻田鷹司

2018/07/01 ~ 2018/08/19


【何必館・京都現代美術館】

何必館・京都現代美術館

天橋雪後図 1972年 何必館・京都現代美術館蔵

日本画家・麻田鷹司(あさだ・たかし/本名・麻田)の回顧展です。

1928年に日本画家・麻田辨自(あさだ・べんじ)の長男として京都に生まれた麻田は、幼いころから芸術に触れて育ち、京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術工芸高等学校)、京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)に進学し日本画を学びます。
33歳で京都から東京に居を移し、その後は東京を拠点に日本の名所旧跡を描いた作品を発表し続けました。

「対象の風景との間には一期一会の対決のひとときがある。或る風景が私の風景となるかならないか。心が通い合えると感じたとき、ただ眼の前の景色に過ぎなかった存在が私を釘付けにし、私の風景となる」

こう語っていた麻田は、風景の奥にある日本人の自然観や美意識、宗教観、また自然の持つ普遍的な美しさを作品制作を通して再確認し、現代風景画の指標ともいえる作品を数多く遺しました。特に自身の故郷である京都を愛した麻田は、58歳の若さで亡くなるまで、精力的に洛中洛外の風景を題材にした作品を描いています。

今回の展覧会では、日本三景を描いた屏風をはじめ、スケッチを含む約40点を展覧します。


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