Exhibitions展覧会

金閣寺方丈杉戸絵奉納10周年記念 いのち賛歌 森田りえ子展 きのう今日…そしてたおやかに 時代をつむぐ

2016/04/05(火) 〜 2016/06/19(日)

相国寺承天閣美術館 

現代画壇を代表する日本画家・森田りえ子氏の金閣寺方丈杉戸絵・客殿天井画奉納を記念して開催される個展。色鮮やかで生命力にあふれる、現代に相応しい日本画で知られる森田画伯の創作世界を、この機会にご高覧ください、

日本画家・森田りえ子氏は、1980年に京都市立芸術大学日本画専攻科(現大学院)を修了し、翌年の第7回春季創画展での春季展賞受賞を皮切りとして各賞に選出され、1986年には第1回川端龍子大賞展で大賞を受賞、一躍現代画壇で注目を集めることになりました。

花びら一筋ずつを描いた糸菊など四季折々の花鳥画、京都の舞妓達や女子高生ファッションなど現代を生きる女性像を描いた人物画は、いずれも型にはまらず色鮮やかで生命力にあふれます。
幅広いテーマにチャレンジを続け、「日本画」という伝統ある様式の中に身を置きながら東西融合の新たな絵画表現を目指した作品は、たおやかに現代を生きる森田画伯の人柄をよく表し、観る者をひきつけてやみません。

一方、寺社を舞台とした制作へも積極的に挑み、相国寺の有馬賴底管長からの依頼を受け、2007年同寺の山外塔頭である金閣寺の方丈杉戸絵八面および客殿天井画二面を奉納しました。退色が進んだかつての杉戸絵にかわり、平成の杉戸絵の制作に関西を代表する画家として選出されたのが森田画伯でした。

その奉納から10年の節目を迎えることを記念し、このたび相国寺承天閣美術館にて個展を開催します。
金閣寺方丈杉戸絵をはじめ、2015年10月発表の新作シリーズ「KAWAII・GITAI」を京都で初公開するなど約120点を展観し、画伯の足跡を辿ります。この機会にぜひご高覧ください。

展覧会概要

期間 2016/04/05(火) 〜 2016/06/19(日)
会場・開催場所 相国寺承天閣美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 展示替日:5月17日(火)
料金 一般:800円
65歳以上・大学生:600円
中高生:300円
小学生:200円
注意事項等 ※20名以上は団体割引として一般の方に限り100円引きとなります ※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料となります
お問い合わせ TEL:075-241-0423075-241-0423
FAX:075-212-3585
ホームページ http://www.shokoku-ji.jp/top.php

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