Exhibitions展覧会

世界遺産 金閣・銀閣 寺宝展-墨蹟・絵画・茶道具の名品-

2009/12/13(日) 〜 2010/03/22(月)

相国寺承天閣美術館 

能や茶道など、日本の代表する伝統的な文化は多くは室町時代が発祥とされ、金閣(鹿苑寺)・銀閣(慈照寺)は当時を代表する建物としてよく知られています。この展覧会では文化財を数多く伝える金閣・銀閣の絵画や墨蹟・茶道具などの寺宝から、初公開作品を含む精選された名品を前後期に分けて展示。名品の数々を通し、金閣・銀閣の悠久の歴史と文化をご紹介します。(「第44回京の冬の旅・非公開文化財特別公開」の協賛イベントです)

日本の伝統的な文化である能や茶道、華道、香道などは、室町時代がそのはじまりとされています。
そして、これらの文化の庇護者であり、推進者でもあったのが室町幕府の3代将軍・足利義満や8代将軍足利義政でした。
後世には、義満の時代の文化は「北山文化」、義政の時代を「東山文化」と呼ばれています。

金閣寺(相国寺塔頭鹿苑寺)は、元は義満が自らの別荘であった「北山殿」を造営したおりに建てられた観音殿。そこに金箔が貼られていたことから、いつの頃からか「金閣」と呼ばれるようになりました。また、銀閣寺(相国寺塔頭慈照寺)は義政が造営した「東山山荘」内に建てられた観音殿で、誰とはなく「金閣」に対して「銀閣」と呼ぶようになったことからその名がついたと言われます。

創建以来、鹿苑寺(金閣)は600年、慈照寺(銀閣)は500年の歳月が経ち、平成6年にはユネスコの世界文化遺産にも指定されました。そしてその長い歴史の中で様々な文化財も数多く伝えられ、それらは本山・相国寺の境内にある承天閣美術館で順次展示・公開されています。

今回の展覧会では、金閣・銀閣に伝わる墨蹟や絵画、茶道具といった寺宝の中から、書画約60点、工芸30点の名品を展示。江戸時代初期の金閣の姿を描いた「金閣寺遊楽図屏風」や、池大雅が克明に銀閣寺の実景を写した「慈照寺境内図」など初公開の作品も含まれています。選び抜かれた名品の数々を通し、金閣・銀閣の悠久の歴史と文化をご紹介します。

※この展覧会は(社)京都市観光協会の「第44回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の協賛イベントです。
※会期中、時期により一部展示替される作品がございます。

 

展覧会概要

期間 2009/12/13(日) 〜 2010/03/22(月)
会場・開催場所 相国寺承天閣美術館
時間 12/13-1/8:10:00~17:00、1/9-3/22:10:00~16:30(入館はどちらも閉館30分前まで)
休館日 休館日:12月27日(日)~1月5日(火)
料金 【12/13(日)- 1/8(金)】
一般:800円
65歳以上・大学生:600円
中学・高校生:300円
小学生:200円
※ 一般の方に限り、20名様以上は100円割引となります。

【1/9(土)-3/22(月)】※「第44回京の冬の旅」期間
一般:600円
小学生:300円
※15名以上の団体は一般540円、小学生270円となります。
注意事項等 ※会期中、年末年始以外は無休です。 ※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料となります(バリアフリー対応) ※今回、期間によって入場料金が異なりますので、ご注意下さい。
お問い合わせ TEL:075-241-0423075-241-0423
E-Mail jotenkaku-4@shokoku-ji.or.jp
ホームページ http://www.shokoku-ji.or.jp/information/news/091213.html

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