Exhibitions展覧会

生誕300年記念 伊藤若冲展【前期】 相国寺観音懺法を荘厳する動植綵絵30幅(コロタイプ印刷による複製品)を一堂に展示

2016/07/01(金) 〜 2016/12/04(日)

相国寺承天閣美術館 

2016年は伊藤若冲の生誕300年にあたることを記念し、若冲と縁の深い寺院である相国寺が所蔵する若冲作品の数々を紹介。鹿苑寺(金閣寺)大書院に描いた障壁画50面(重要文化財)を全て公開するほか、若冲美術の集大成といえる「動植綵絵」のコロタイプ印刷による精密複製画を一同に展示します。

“奇想の画家”として知られ、現在も多くの人を魅了し続けている江戸時代の絵師・伊藤若冲(1716~1800)。2016年はその生誕300年にあたります。これを記念し、相国寺承天閣美術館では、若冲の名品の数々を展示します。

若冲は相国寺の僧侶・大典禅師と懇意にしており、彼を通じて仏教や書画の教えを受けていたといわれます。
今回の展覧会では、宝暦9年(1759)鹿苑寺(金閣寺)大書院に描いた障壁画50面(重要文化財)全てを公開するほか、若冲の代表作として知られる「動植綵絵(どうしょくさいえ)」30幅のコロタイプ印刷による精密複製品を一同に展示。他にも、若冲と相国寺の縁を今に伝える作品が多数並びます。

「動植綵絵」は、明和7年(1770)に若冲が相国寺へ永代供養として奉納したもので、明治時代まで毎年6月に相国寺方丈で厳修される観音懺法(かんのんせんぽう)法要で実際に掛けられておりました。(現在、現物は宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)。若冲の絵画の集大成といえる名品をぜひ御堪能下さい。

展覧会概要

期間 2016/07/01(金) 〜 2016/12/04(日)
会場・開催場所 相国寺承天閣美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 会期中無休
料金 一般:800円
65歳以上・大学生:600円
中高生:300円
小学生:200円
注意事項等 ※一般の方に限り、20名以上の団体は100円引きとなります
お問い合わせ TEL:075-241-0423075-241-0423
ホームページ http://www.shokoku-ji.jp

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