Exhibitions展覧会

吉村芳生 超絶技巧を超えて

2019/05/11(土) 〜 2019/06/02(日)

美術館「えき」KYOTO 

画家・吉村芳生の回顧展です。鉛筆・色鉛筆を使った超絶リアルで緻密な作品で脚光を浴びた吉村は、2013年で惜しまれながら早逝しました。回顧展となる今回は、初期のモノトーンによる版画やドローイングから、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じ描き続けた自画像などを通し、その活動の全貌をご紹介します。

画家・吉村芳生の回顧展です。

吉村芳生の作品は「超絶技巧」という単純な言葉で説明できるものではありません。一年間毎日描き続けた365枚の自画像、1文字1文字全てを書き写した新聞紙、10メートルの色鉛筆画など、彼が生み出した作品はどれも超絶リアルでありながら、見る者の度肝を抜く凄みを感じさせます。

1950年、山口県に生まれた吉村芳生が一躍注目を浴びたのは2007年のことでした。この年に開かれた「六本木クロッシング2007」展(森美術館)に出品された作品が話題となり、吉村は57歳にして突如、現代アート・シーンの寵児となったのです。

この展覧会は遅咲きの画家・吉村芳生の全貌を、初期のモノトーンによる版画やドローイングから、後期の色鮮やかな花を描いた作品群、そして生涯を通じて描き続けた自画像などを通じ、3部構成でご紹介します。2013年に惜しまれつつ早逝した吉村芳生の、ただ上手いだけの絵ではない、描くこと、生きることの意味を問いただす真摯な作品の数々を、ぜひその眼で目撃してください。

展覧会概要

期間 2019/05/11(土) 〜 2019/06/02(日)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~20:00(入館締切は閉館30分前)
休館日 会期中無休
料金 一般:900円(700円)
高・大学生:700円(500円)
小・中学生:500円(300円)
注意事項等 ※百貨店の営業時間に準じ、開館時間が変更になる場合がございます。 ※()内は前売及び障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名の料金です。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
ホームページ http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

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