Exhibitions展覧会

御釡師400年の仕事 大西清右衛門 茶の湯釡の世界

2014/01/02(木) 〜 2014/01/15(水)

美術館「えき」KYOTO 

京都・三条釜座で400年続く「千家十職」の釜師・大西家。今回の展覧会では、千利休や古田織部ゆかりの品々とともに、大西家の歴代が手がけてきた名釡の数々を一堂に展示します。多様な造形と意匠、そして錆びや朽ちゆく様までを魅力として捉える美学など、奥深い茶の湯釜の世界をお楽しみください。

世に「釜師」という職業があることをご存知でしょうか。

京都・三条釜座(かまんざ)の地で400年続く大西家は、茶の湯に使われる釜を16代にわたり作り続けている「釜師」の家で、茶道家元・千家の茶道具を制作する「千家十職」としても知られています。

古くから、茶会を開くことを「釜をかける」、年初の茶会を「初釜」というように、茶事そのものの代わりとして「釜」という言葉はしばしば用いられてきました。それほど、釜は茶の湯において重要な位置を占める道具なのです。

釜には、連綿(れんめん)と守り伝えられてきた技と様式があり、そこに釜師と茶人の創意工夫が加わります。何十もの複雑な工程を経て生み出される釜は、堅固にして繊細美麗。厚さ3 ミリほどに薄く鋳出された鉄の表面に、細やかな肌の風合いと優美で力強い造形が立ち上がります。

今回の展覧会では、千利休や古田織部ゆかりの品々とともに、大西家歴代の釜師たちが残した名釜の数々を一堂に展示します。多様な造形と意匠の表現、またそれらが錆び、朽ちゆく様をすら「侘び」「やつれ」としてとらえる独特の美学など、奥深い魅力にあふれる茶の湯釜の世界をお楽しみください。

展覧会概要

期間 2014/01/02(木) 〜 2014/01/15(水)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~20:00(入館は閉館30分前まで/最終日は17:00まで)
休館日 会期中無休
料金 一般 800円(600円)
高・大学生 600円(400円)
小・中学生 400円(200円)
注意事項等 ※( )内はエムアイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)をお持ちの方、ICOCA、Suica、PASMO、TOICA、manaka、SUGOCA、はやかけん、nimoca、Kitacaでお買いあげの方、前売および10名さま以上の団体、 「障害者手帳」をご提示いただいたご本人とご同伴者1名さまの料金です。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
ホームページ http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/

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