Exhibitions展覧会
草乃しずか展 煌く絹糸の旋律
日本刺繍作家・草野しずかの個展。今回は、初挑戦した日本人が表現してきた文様や“日本刺繍の技法”を駆使した日本の伝統模様の刺繍、また“心に着せて”をテーマに、『出雲阿国』『紫式部』など歴史に残る女性たちへの振袖。季節に合わせ“桜”をモチーフにした作品など約100点で構成します。ぜひご高覧ください。
日本刺繍作家・草乃しずかの個展。今回は、初挑戦した日本人が表現してきた文様や“日本刺繍の技法”を駆使した日本の伝統模様の刺繍、また“心に着せて”をテーマに、『出雲阿国』『紫式部』など歴史に残る女性たちへの振袖。そして、季節に合わせ“桜”をモチーフにした作品など、着物や帯など約100点で構成します。ぜひご高覧ください。
私は日々の喜びや悲しみという感情をひと針に託してまいりましたが、いつからか日本人が愛し、育ててきた四季のうつろう様までも私なりの情感を重ねて表現するようになりました。私にとって刺繍は生きることそのものであり、その想いは年を重ねてなお、深まっているように感じます。繍仏から始まり、1500年という時を経て服飾美術からアートとしての刺繍へと移り変わってきた様は、私自身の創作の変遷ともつながっております。本展では、これまでに創作してまいりました代表作の桜に加え、私なりの歴史観を取り入れた新作など約100点を展観いたします。特に注目していただきたいのは、桜のモチーフをデザインと色彩で情感豊かに表現した作品、そして“心に着せて”をテーマにした歴史に残る女性たちへの振袖です。作品を通しての皆さまとの出会いを楽しみにお待ち申し上げております。(草乃)
草乃しずか
日本刺繍作家。「アトリエ草乃しずか」主宰。石川県羽咋市生まれ。森山多喜子氏にフランス刺繍、丹羽正明氏に日本刺繍を学ぶ。NHK文化センター、東京アメリカンクラブなどで講師を務める。刺繍作品を制作するかたわら、暮らしの中での刺繍の楽しみ方を紹介。日本刺繍の普及を生涯のテーマとしている。日本各地での個展の開催のほか、近年は海外での展覧会やワークショップにも取り組んでいる。
展覧会概要
期間 | 2018/03/28(水) 〜 2018/04/09(月) |
---|---|
会場・開催場所 |
美術館「えき」KYOTO
|
時間 | 10:00~20:00(入館は19:30まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 一般:800円(600円) 高・大学生:600円(400円) 小・中学生:400円(200円) |
注意事項等 | ※()内は前売および「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまの料金です |
お問い合わせ |
TEL:075-352-1111075-352-1111
※ジェイアール京都伊勢丹大代表 |
ホームページ | http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/ |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
該当する記事はございません。