Exhibitions展覧会

生誕130年記念 菊池契月展

2010/01/02(土) 〜 2010/01/24(日)

美術館「えき」KYOTO 

繊細優美かつ凛とした強さを併せ持つ人物画で知られる日本画家・菊池契月。明治後期~昭和前期にかけて京都で活躍した彼の作品は没50年を経た今も見る人を魅了し続けています。欧州視察の経験に裏打ちされた、西洋画と大和絵を融合した清澄典雅な作品で、京都画壇の中心的画家として名を馳せました。契月の生誕130年を記念して開催されるこの展覧会では、初期から晩年までの代表作に、進出作品や欧州滞在中に描いた模写、写生帖を加えた約75点を展示します。

繊細優美でありながら凛とした強さをあわせもつ人物画で知られる、日本画家・菊池契月(1879~1955)。

明治時代後期から昭和前期にかけて京都を拠点に活躍した契月の作品は、没後50年以上を経た今も色褪せることなく、見る人を魅了し続けています。

現在の長野県中野市に生まれた契月は、郷里でまず児玉果亭に師事して南画を学びました。その後1896(明治29年)に京都へ移り、翌年菊池芳文に入門し、四条派を基調とした本格的な絵画修業を始めました。
芳文のもとで修業に励んだ契月は、文展などで受賞を重ね、瞬く間に京都画壇の有力作家として注目を集めるようになります。
その後、ヨーロッパ視察を経た契月は、西洋絵画と大和絵とを融合した清澄典雅な作品を次々と発表。画家としてその名を不動のものとしました。

その一方で契月は、菊池塾、京都市立絵画専門学校で、宇田荻邨、梶原緋佐子ら多くの後進の画家たちを育て、指導者としても大きな業績を残しています。

生誕130年を記念して開催されるこの展覧会では、初期から晩年までの代表作はもちろん、新出作品や、ヨーロッパ滞在期に描いた模写、写生帖など約75点を展示。菊池契月の芸術世界に迫ります。

展覧会概要

期間 2010/01/02(土) 〜 2010/01/24(日)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00-20:00 (最終日17時閉館) 入館締切:閉館30分前
休館日 会期中無休
料金 一般:700円(団体・前売・優待 500円)
高・大学生:500円(300円)
小・中学生:300円(200円)
注意事項等 ※団体は10名以上 ※アイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)をお持ちの方は、団体料金と同額の優待料金で入館できます。
お問い合わせ TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
ホームページ http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html

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