Exhibitions展覧会

2018年12月15日、いわさきちひろは生誕100年を迎えます。
にじむ色彩で描かれた子どもたち、花々、そして大きく空けられた余白。絵本、挿絵、カレンダーなど、さまざまなメディアを通じて、いわさきちひろの作品は、没後40年を超えた今も愛され続けています。

「いわさきちひろ、絵描きです。」― のちの伴侶と出会った際に自己紹介したちひろの言葉をタイトルに掲げるこの展覧会は、「絵描き」としてのちひろの技術や作品の背景を振り返るものです。
ちひろはどのような文化的座標に位置し、どのような技術を作品に凝らしたのか。本展では4章構成で、資料を交えた約200点の展示品を通じ、作品の細部に迫り、童画家としてのちひろイメージの刷新を試みます。この機会にぜひご高覧ください。