Exhibitions展覧会

クヴィエタ・パツォウスカーとチェコの絵本展

2013/12/06(金) 〜 2013/12/27(金)

美術館「えき」KYOTO 

クリスマスの色でもある赤と緑を効果的に用いた鮮やかな色彩と自由な造形が印象的なチェコの女性絵本作家、クヴィエタ・パツォウスカーの作品展。85歳の今も創作活動を続ける彼女の絵本原画や紙の彫刻を中心に紹介します。また、他のチェコの絵本作家による作品もあわせて展示し、その魅力を辿ります。

チェコの女性アーティスト、クヴィエタ・パツォウスカー(1928年~)は「色彩の魔術師」と称される鮮やかな色彩感覚と、自由な造形で見るものを魅了します。“クリスマスの色”でもある赤と緑を効果的に用いながら、ページを切り抜いたり、異なる紙を貼ったりつなげたりと、絵本の概念を超えた作品づくりを続けています。

この展覧会では、85歳となった今もなお創作を続けるパツォウスカーが絵本のために制作した『すずの兵隊』(1985年)から『日々の色』(2010年)まで、9冊の絵本の原画や紙の彫刻を中心に紹介します。
「絵本は子どもにとっての最初の美術館」と語り、工夫をこらしながら絵本の可能性を広げているパツォウスカー。言葉を超えて、音楽のように心に届く作品の数々をお楽しみください。

また、国際的に活躍するパツォウスカーを輩出したチェコの絵本は、近年、アニメーションとともに日本でも幅広い人気を集めており、翻訳絵本などを通して親しまれているチェコの作家は少なくありません。
展覧会では、パツォウスカーを育んだチェコ絵本の世界を、チャペック兄弟やヨゼフ・ラダ、イジー・トゥルンカらチェコの絵本作家による作品とともに辿ります。

さらに、「チェコ絵本と日本」という視点から、日本人作家ながらプラハを拠点に制作を続けている出久根育の作品をご紹介するほか、国内で出版されたチェコの絵本を一堂に展示し、「チェコ絵本」の人気の秘密に迫ります。

展覧会概要

期間 2013/12/06(金) 〜 2013/12/27(金)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~20:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 会期中無休
料金 一般 800円(600円)
高・大学生 600円(400円)
小・中学生 400円(200円)
注意事項等 ※( )内はエムアイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)をお持ちの方、ICOCA、Suica、PASMO、TOICA、manaka、SUGOCA、はやかけん、nimoca、Kitacaでお買いあげの方、前売および10名さま以上の団体、 「障害者手帳」をご提示いただいたご本人とご同伴者1名さまの料金です。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
ホームページ http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。