Exhibitions展覧会
細見コレクション名品選「麗しき日本の美 ―秋草の意匠―」
細見美術館の多彩なコレクションから毎回テーマを設けて開催しているシリーズ「麗しき日本の美」展の第6弾。今回は「秋草の意匠」をテーマに、秋をモチーフにした琳派作品や絵画、蒔絵などの美術工芸品を紹介。さまざまな作品を通して、京都の秋を美術館でお楽しみください。
【作品画像】
(1)伊藤若冲 菊花図押絵貼屏風(部分)
(2)酒井抱一 鹿楓図団扇
(3)住吉如慶 きりぎりす絵巻(部分)
(4)秋草虫蒔絵螺鈿小箱
(5)田中抱二 垣に秋草図屏風 左隻
細見美術館の多彩なコレクションから毎回テーマを設けて開催しているシリーズ「麗しき日本の美」展の第6弾。
今回のテーマは「秋草の意匠」です。すすきや桔梗、萩に菊、楓といった秋の草花。その優美で繊細な趣きは、季節のうつろいを愛でる日本人の美意識に寄り添うものとして、和歌などの王朝文学から現代にいたるまで、さまざまな形で継承されています。また、和歌の世界や秋の情緒を表現するために、秋草はよく鹿や月、虫といったモチーフとも組み合わされた他、曲線的でリズミカルな自然の造形は優れたデザインソースとなっていました。
細見美術館の美術工芸品コレクションにも、琳派の作品をはじめ、絵画や蒔絵などに、他のどの季節よりも秋をモチーフにした作品が多く見られ、そこには秋草の意匠が好んで表されています。今回は、琳派や若冲の絵画作品のほか、優美な意匠の羽黒鏡、華やかな蒔絵の調度品、七宝金具などをご紹介します。
たおやかに、儚さをも描き表したさまざまな作品を通して、少し早い京都の秋を美術館でお楽しみください。
展覧会概要
期間 | 2017/08/26(土) 〜 2017/10/09(月) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
料金 | 一般:1,200円(1,100円) 学生:1,000円(900円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で()内の料金で入館可 |
お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
ホームページ | http://www.emuseum.or.jp |
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