Exhibitions展覧会

様々な時代やジャンルを象徴する作品で構成されている細見コレクション。
今回の展覧会では、細見コレクションの大きな特色をなす宗教美術を、久々に特集します。

数々の日本美術の優品がそろう細見コレクションにおいて、初代・細見良（古香庵）氏が収集した宗教美術品には、傑出したものが数多くあります。

今回は王朝女性の祈りを伝える《普賢菩薩像》など仏画の名品や、神秘の輝きを放つ密教法具の数々など80点余りを展示します(会期中展示替あり)。

約10年ぶりのまとまった展示となる、古写経や禅僧の墨跡も見所です。

また、会期後半には、修験道の聖地・吉野山での華やぎを描く重要文化財《豊公吉野花身図屏風》も登場します。春にぴったりの、細見コレクションを代表する逸品です。

ぜひこの機会に、日本美術の繊細、優美な感性が息づく麗しき日本の美をご堪能ください。

※展覧会は前後期制です。期間中、一部展示替がございます。
【前期】2月7日（火）～3月4日（日）
【後期】3月6日（火）～4月1日（日）