Exhibitions展覧会

細見美術館・秋恒例の琳派展第13弾。
今回は、独自の視点で江戸絵画を紹介してきた板橋区立美術館のコレクションを中心に、琳派の新たな楽しみ方を提案します。

展覧会では、特に、板橋区立美術館が力を入れている江戸の狩野派と江戸琳派に焦点を当てていきます。
京都で生まれ育った狩野派や琳派の表現は、江戸時代になると江戸へ移り住んだ絵師たちを中心に京都とはまた違った独自の発展を見せました。そのため、京都の狩野派や琳派に対し「江戸狩野」や「江戸琳派」と呼ばれています。

そしてもちろん、狩野派と琳派では同じ日本の絵画であっても、様々な違いを見ることが出来ます。
展覧会では、同じモチーフであっても、描く絵師（派）によって表現が異なる点や、絵師たちが得意としたテーマ、テクニックなど二つの派を展示作品を通して比較紹介。
従来の琳派展では語られなかった魅力をお伝えしていきます。

※会期中、一部展示替がございます。
【前期】10/2（土）～11/7（日） 【中期】11/9(火）～12/5（日） 【後期】12/7（火）～1/16(日）