Exhibitions展覧会

1967年10月8日、ベトナム戦争の反戦デモに参加していた一人の若者が、機動隊とデモ隊の衝突の際に亡くなりました。彼の名は山﨑博昭。享年18歳。その年の春に京都大学に入学したばかりでした。この事件を第1次羽田事件、別名「羽田闘争」といいます。
彼の死は、当時の日本の学生や若者たちに大きな衝撃を与え、その後1970年の安保闘争に向け、学生運動・反戦運動が高揚することになりました。

来年が山崎博昭の没後50年にあたることを機に開催されるこの展覧会では、彼が亡くなった第一次羽田闘争に関する資料をはじめ、砂川基地格調反対闘争の記録写真、ベ平連（ベトナムに平和を！市民連合）とジャテック（JATEC／反戦脱走米兵援助日本技術委員会）の活動記録、日本各地の米軍基地内での反戦地価新聞など、1960年代に起きたさまざまな学生運動・反戦運動と関連資料を紹介します。
ポスターや書籍、雑誌、新聞、写真集など、さまざまな資料を通じて、1960年代とはどのような時代だったのかを振り返ります。

※チラシは東京展でのものです