Exhibitions展覧会

Colors of KCUA 2014「INVITATION-浮遊する意識-」

2014/08/09(土) 〜 2014/08/24(日)

京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア) 

2011年から京都市立芸術大学芸術学研究室の学生が中心となって企画・実施している、「Colors of KCUA」シリーズ第4回。今回は「招き」をテーマに7組の作家を選抜しました。招きとは、心の交流の始まり。7組それぞれの作品で試みられた、さまざまな「招き」の形をお楽しみください。

2011年から京都市立芸術大学芸術学研究室の学生が中心となって企画・実施している、「Colors of KCUA」シリーズ。この企画では、研究活動と平行して制作の現場にも関わる芸術学研究室ならではの視点から、京都市立芸術大学の卒業生・在学生から作家を選定し、大学の制作活動や動向を広く発信することを目的としています。

第4回目を迎える2014年は、「招き」が制作・鑑賞のプロセスに組み込まれている作品に注目しました。
この「招き」は、ワークショップへの誘い、コラボレーションの呼びかけ、パフォーマンスへの公衆の巻き込み、幽体離脱の場への手引きなど、多様性に満ちています。観客は作品に招かれることによって、自身の意識が日常生活から浮き上がり、いつの間にか固定されていた考え方から遊離するのを感じるかもしれません。
また、作家が協働した作品では、作家同士が招きあうことにより、互いの意識を浮かび上がらせている様子を目撃することもあるでしょう。作家たちは、作品を用いて日常へ疑問を投げかけ、新たな命や視点を吹き込もうとしています。

「招き」とは心の交流のはじまりです。日本において「招き」とは、かつては「招きたくなるような」という意味から、本来は面白いもの、好ましいもの、美しいものを指し示す言葉でした。ですが、「招き」とは予想可能なことばかりではなく、時には異質な考え方の衝突という側面もあるでしょう。そうした違和感を覚えたときに心に浮かぶ疑問や引っ掛かりの要素も含めて今回の展覧会を企画しました。

作家たちは「面区」ことで何を求め、何を実現しえたのでしょうか。それぞれの作品で試みられた「招き」をお楽しみください。
 

出品作家

黒木結、沢水彩香、城田香菜子×たけふじよしとも、鈴木孝平、堂本佳澄、東谷俊哉、横内朝

展覧会概要

期間 2014/08/09(土) 〜 2014/08/24(日)
会場・開催場所 京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)
休館日 月曜日
お問い合わせ TEL:075-253-1509075-253-1509
FAX:075-253-1510
E-Mail gallery@kcua.ac.jp
ホームページ http://gallery.kcua.ac.jp

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