Exhibitions展覧会

美を創る -京都市立芸術大学 日本画コレクションを中心に-

2015/12/09(水) 〜 2016/03/21(月)

京都府立堂本印象美術館 

年一回ペースで開催される、京都における美術教育に注目した企画展。今回は京都市立芸術大学を取り上げ、130年以上の歴史を誇る同大学のコレクションを通じ近代日本画の足跡を辿ります。前期は教師陣、後期は日本画卒業生の作品を紹介。また、同大学の卒業生でもあった堂本印象の関連作品も展示します。

堂本印象美術館では、年に一回のペースで京都における美術教育を見つめ直す展覧会を企画しています。
今回は京都市立芸術大学をとりあげます。

京都市立芸術大学は、明治13年に開校した日本で最も古い芸術系大学です。伝統と革新の二面性を有する京都特有の風土のもと、自由な学風を持ち、芸術研究と創造的活動の場として今なお重要な役割を担っています。  

京都市立芸術大学の130有余年の歴史を紐解くと、京都府画学校として誕生し、京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校など、名称を変えながら、近代京都画壇のみならず、京都の伝統産業の発展にも深く関わってきました。戦後は総合芸術大学として、日本画はもとより、洋画、彫刻、工芸の分野においても優れた人材を輩出してきました。

今回の展覧会は、京都市立芸術大学芸術資料館の所蔵の名品を通じて、前後期に分けて近代日本画の足跡をたどります。
同時に、京都市立絵画専門学校の卒業生で教員でもあった堂本印象の作品の中から、学生・教員時代に描いた写生や下絵のほか、印象が京都市立芸術大学へ寄贈した古美術(陶俑)を特別に展示。京都市立芸術大学と印象との関係を振り返ります。
 

【前期】美術教育を支えた教員たち|2015年12月9日(水)~2016年1月31日(日)

展覧会の前期は、京都市立芸術大学の教員を務めた作家の作品を紹介します。
長い歴史をもつ教員陣のなかには、山口華楊、上村松篁、富本憲吉など、文化勲章受章者をはじめ近代の日本美術を代表する作家が数多くいます。今回は日本画のみならず、洋画、工芸分野で活躍した教員の作品についても展観し、充実した教育環境をしのびます。
 

【後期】学窓の俊英たち|2016年2月6日(土)~3月21日(月・祝)

展覧会の後期は、日本画卒業生に注目します。
土田麦僊、村上華岳ら京都画壇を代表する画家のほか、将来を期待されながらも夭逝した画家や、これまであまり注目されてこなかった画家の作品もご紹介します。

展覧会概要

期間 2015/12/09(水) 〜 2016/03/21(月)
会場・開催場所 京都府立堂本印象美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし1月11日(月・祝)・3月21日(月・祝)は開館、1月12日(火)は休館)
年末年始(12月28日(月)~1月4日(月))
展示替期間(2月1日(月)~2月5日(金))
料金 一般:500円(400円)
高校・大学生:400円(320円)
小・中学生:200円(160円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方(要証明)および障害者手帳を御持ちの方(介護者1名を含む)は無料
お問い合わせ TEL:075-463-0007075-463-0007
ホームページ http://insho-domoto.com

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