Exhibitions展覧会

清盛ゆかりの至宝、堂々上洛。

2012年で50年目の節目を迎えた、NHK大河ドラマ。記念すべき50作目では、武士として初めて政治権力を握った「時代への挑戦者」平清盛の生涯を描きます。

今からおよそ900年前の平安時代末期。
それまでの貴族政治が衰退して混迷を深めたこの時代に、平清盛は瀬戸内の制海権を手に入れて武家の名門・平氏の棟梁となり、ついには太政大臣（だじょうだいじん）にまで登りつめ、新たな「武士の世」を開きました。
また、日宋貿易を推進し、東アジアの世界とつながる、新しい日本の国としてのあり方を模索しました。

この展覧会では、平清盛や平家一門に関連する歴史資料から、清盛の実像に迫ります。
現在世界遺産にも指定されている、清盛が造営した海に浮かぶ華麗な神社・厳島神社に納められた平家ゆかりの至宝からは、平家一門の反映を願い清盛をはじめとした一門の人々が自ら写経した国宝「平家納経」が登場します。
その他、ドラマにも登場する清盛を取り巻く当時の人々の肖像画や書、鎧などの武具、主要な源平合戦の様子を描いた絵画など、平安末期の文化を象徴する美術・工芸品など約140点を一堂に展示します。

※会期中、一部展示替えされる作品がございます。
※【前期】6月16日（土）～7月1日（日）／【後期】7月3日（火）～7月17日（火）

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