Exhibitions展覧会

「古典の日」記念 いけばな -歴史を彩る日本の美-

2009/10/03(土) 〜 2009/11/15(日)

京都文化博物館 

日本の誇る伝統的な造形美術・文化のひとつ、「いけばな」。その多彩な変遷を室町時代から伝えられてきた花伝書や人々が花を愛でる姿を描いた屏風や絵画、花器の名品など様々な品々を通して辿る、初の本格的展覧会です。関連作品の展示のほか、江戸時代の歴史的ないけばな作品の復元や現代の華道家による実際のいけばなも展示。様々な角度から「いけばな」文化の魅力をご紹介します。

 

自然の草花や樹木を素材に表現される日本の伝統的造形美術、「いけばな」。
神仏に供えるための花、書院飾りの花、連歌会の花、七夕法楽の盛大な 花の展観、そして茶席の花。花は様々な用途や意味をもって生けられ、人々に親しまれてきました。

当初花は装飾の一部として認識されていましたが、次第に独立した一顧そして近世には「花道(華道)」として流儀が整えられ、いけばな文化は庶民層にも広範に普及しました。
近代以降は女性の教養としてとり上げられ、また海外においても 「IKEBANA」として知られています。

 

この展覧会では、後世の手本として大切に伝えられてきた室町時代以来の花伝書や立花図をはじめ、人々が花を楽しむ様子を描いた絵巻や浮世絵、屏風類、そしていけばなをさらに引き立てる花器の名品など、重要文化財を含めたいけばなに関連する多数の品々を展示。それらを通し、日本の多彩ないけばなの変遷を辿っていきます。

さらに、江戸時代の古書に記された伝統的ないけばなの型を復元展示するほか、大名の邸宅で立てられた大型の立花作品の様子をCGで再現するなど、多角的にいけばなの魅力を紹介。
また、会期中には現代の諸流による実際のいけばな作品も期間限定で展示されます。

その源流から成立過程、そして現代まで。
様々な切り口でいけばなの歴史を辿る、初の本格的な展覧会です。

展覧会概要

期間 2009/10/03(土) 〜 2009/11/15(日)
会場・開催場所 京都文化博物館
京都府京都文化博物館
時間 10:00~18:00(金曜日は~19:30/入場は閉室30分前まで)
料金 大人:1100円(前売 950円/団体 850円)
高校・大学生:800円(650円/600円)
小・中学生:500円(400円/350円)
注意事項等 ※団体は20名以上 ※上記入場料で常設展も観覧可能です。 ※休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) 【チケット取り扱いプレイガイド】 ■ チケットぴあ [Pコード:688-795] ■ ローソンチケット[Lコード:52061] 他、コンビニエンスストア・主要プレイガイドにて販売しています。
お問い合わせ TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889
E-Mail office@bunpaku.or.jp
ホームページ http://www.ikebana2009.jp/

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