Exhibitions展覧会
「祗園祭―橋弁慶山の名宝―」展
祗園祭の山鉾の中で、京の五条大橋を舞台に繰り広げられた武蔵坊弁慶と若き日の源義経(牛若丸)の戦いを題材にした意匠をもつ橋弁慶山。今回の展示では意匠を構成する品々と、それを飾る数々の懸装品を展示公開いたします。
京の五条大橋を舞台に繰り広げられた、武蔵坊弁慶と若き日の源義経(牛若丸)との戦い。このエピソードは源平の騒乱を飾る逸話のひとつとして名高く、謡曲「橋弁慶」として後世に伝えられてきました。
祗園祭の山鉾の中で、この「橋弁慶」を題材とした意匠を持っているのが、橋弁慶山です。
鎧姿で長刀を振るう弁慶に対し、牛若丸が片足で欄干に立つ姿の人形で物語を表現しており、その躍動感あふれる情景が特徴となっています。
また、橋弁慶山には、弁慶と牛若丸の意匠に加えて、絢爛豪華な懸装品もその魅力を引き立てています。なかでも注目したいのが、左右の胴懸に施された図絵「加茂葵祭行列図」。祗園祭と並んで京都三大祭のひとつに数えられる、葵祭の「路頭の儀」の様子を描いたもので、祗園祭の山鉾巡行の中に葵祭の様相で魅せるという妙味のある演出が施されています。
今回の展示では、いにしえの故事を題材にした意匠を構成する品々と、それを飾る数々の懸装品を展示公開いたします。橋弁慶山のしつらえの魅力に触れるとともに、祗園祭の歴史や文化の奥深さを感じてみてください。
※展示は前後期制となっています。一部展示替となる作品がございます。
【前期】4月21日(土)~5月6日(日)/【後期】5月9日(水)~6月17日(日)
※5月8日(火)は展示替のため休室
展覧会概要
期間 | 2012/04/21(土) 〜 2012/06/17(日) |
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会場・開催場所 |
京都文化博物館
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時間 | 10:00~19:30(入場は19:00まで) |
休館日 | 前期展示:4月21日(金)~5月6日(日) 後期展示:5月9日(水)~6月17日(日) 月曜日休館、月曜日が祝日の場合開館、翌日休館。 5月8日(火)は展示替えのため休室します。 |
料金 | 一般:500円(400円) 大学生:400円(320円) 小中高生:無料 ( )内は20名以上の団体料金 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の呈示で、総合展示・特別展ともに入館料が無料になります。 障害者1名につき介護者1名の入館料が無料になります。 |
注意事項等 | 総合展示のチケットで、2・3F総合展示、3Fフィルムシアター、がご利用いただけます。 ※3F総合展示室は特別展の第2会場となり、休室する場合があります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889 |
office@bunpaku.or.jp | |
ホームページ | http://www.bunpaku.or.jp/ |
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