Exhibitions展覧会

ターナー 風景の詩

2018/02/17(土) 〜 2018/04/15(日)

京都文化博物館 

イギリスを代表する画家、ターナーは、風景画の歴史の中でも最も独創性を発揮した画家のひとりです。この展覧会ではイギリス各地の美術館と日本国内の美術館から選りすぐった魅力的なターナー作品を、4つの章に分けて紹介。そのほとんどが日本初出品です。最新の知見をもとにターナー芸術の核心と魅力に迫ります。

イギリスを代表する画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)。彼は風景画の歴史の中でも最も独創性を発揮した画家のひとりであり、嵐の海や崇高な山、穏やかな田園風景といった自然の多様な表情、そして古代ローマなどをテーマとした歴史風景画などを、卓越した技法で描きました。光と空気に包まれた革新的な風景表現は、今日でも多くの芸術家にインスピレーションを与えています。特にターナーの水彩画は、明治時代の日本で起きた水彩画ブームにおいて憧れの的であり、夏目漱石の小説にもターナーの名がしばしば登場しています。

ロンドンに生まれたターナーは、20代の若さでイギリス美術の最高権威であるロイヤル・アカデミーの正会員となり、イギリス国内はもちろん、フランスやスイス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各地を旅し、多くの風景画を描きました。また、詩集の挿絵や地誌に関する出版物など、多くの版画作品も手掛けています。

今回の展覧会では、スコットランド国立美術館群をはじめとするイギリス各地の美術館と日本国内の美術館から選りすぐった魅力的なターナー作品を、「地誌的風景画」「海景」「イタリア」「山岳」の4つの章に分けて紹介。その多くが日本初出品です。イギリス美術研究の第一人者の監修による最新の知見をもとにターナー芸術を再考し、その核心と魅力に迫ります。

【作品画像】
(1)J・M・W・ターナー《ソマーヒル、トンブリッジ》 1811年展示 油彩・カンヴァス   エディンバラ、スコットランド国立美術館群 

展覧会概要

期間 2018/02/17(土) 〜 2018/04/15(日)
会場・開催場所 京都文化博物館
時間 10:00~18:00(金曜日は19:30まで/入場は閉室30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 一般:1,500円(1,300円)
大高生:1,200円(1,000円)
中少生:500円(400円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金
お問い合わせ TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889
ホームページ https://turner2018.com/

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