Exhibitions展覧会
サム・フランシスの色彩 -夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション-
古今東西の作家にとって着想の源でありつづけた色彩に着目した展覧会です。今回はアサヒビール社のコレクションからアメリカの抽象画家サム・フランシスの作品を展示します。また、色彩表現を追求した河井寛次郎・濱田庄司らの焼物、印象派以後の絵画など、色彩にまつわる多彩な表現を紹介します。
【作品画像】(1)ポール・シニャック《ヴェネツィア》1908年 (2)河井寛次郎《三色打釉手壺》1961年 ※共に アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
色彩は、古今東西の作家にとって着想の源でありつづけ、作家たちは、色彩の探求によって多種多様な表現の地平を切り拓いてきました。私たちは、色彩からその象徴性を連想し、意味を感じることもあれば、配色や形が生むリズムを楽しむこともできます。色彩の組みあわせは、寒暖や軽重、興奮と鎮静、前進と後退など、さまざまな感情を呼び起こします。
この展覧会では、アサヒビール社のコレクションからアメリカの抽象画家サム・フランシスの作品を当館で初めて公開するほか、素材の微妙な調合により釉薬を生みだした河井寬次郎と濱田庄司のやきものや、筆触分割による色彩の組みあわせで光と影を捉えようとした印象派以後の絵画など、色彩にまつわる多彩な表現をご紹介します。
サム・フランシス
アメリカの画家。1923年カリフォルニア州に生まれ、同地で没。カリフォルニア大学で植物学、医学、心理学を学ぶが、兵役中の飛行訓練時に事故に遭遇。数年の病床生活のあいだに絵を描きはじめる。1957年の初来日以降何度も訪日し、美術関係者のみならず詩人・音楽家らとひろく交友をもつ。この頃から表現に余白やにじみの効果をいかすなど作風の変化がおとずれた。カリフォルニアに拠点を置きながら、パリ、ニューヨーク、東京のスタジオを行き来し、色彩のほとばしる作品を創作しつづけた。
展覧会概要
期間 | 2018/07/28(土) 〜 2018/09/02(日) |
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会場・開催場所 |
アサヒグループ大山崎山荘美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 一般:900円(800円) 高大生:500円(400円) 中学生以下無料 障害者手帳をお持ちの方:300円 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-957-3123075-957-3123
※総合案内 |
ホームページ | http://www.asahibeer-oyamazaki.com/ |
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