Exhibitions展覧会

開館20周年記念「うつくしいくらし、あたらしい響き-クロード・モネ」

2016/09/17(土) 〜 2016/12/11(日)

アサヒグループ大山崎山荘美術館 

アサヒビール大山崎山荘美術館の開館20周年記念展第三弾。今回はコレクションの柱である印象派の巨匠クロード・モネの作品に焦点を当て、《睡蓮》連作5点を中心に国内美術館から集った名品を含め約20点をご紹介します。絵画の新時代を切り拓き、美しい暮らしを追い求めたモネの世界をお楽しみください。

【作品画像】
(1)クロード・モネ≪睡蓮≫1907年 アサヒビール大山崎山荘美術館
(2)クロード・モネ≪エトルタの朝≫1883年 アサヒビール大山崎山荘美術館
(3)クロード・モネ≪テームズ川のチャリング・クロス橋≫1903年 吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)


アサヒビール大山崎山荘美術館は、今年20周年を迎えました。春期の絵画名品展、夏期の工芸名品展に続き、今回はコレクションの柱のひとつである印象派の巨匠クロード・モネの作品に焦点を当てます。

クロード・モネは1840年にフランスのパリに生まれ、ほどなく海辺の街ル・アーブルへ移り、そこで幼少期を過ごします。成長したモネは絵画を学ぶため再びパリに出ると、エトルタ、アルジャントゥイユ、イギリスのロンドンと創造の源泉を求め旅に明け暮れました。そしてようやく40代に入り、パリ近郊のジヴェルニーに居を定めました。

ジヴェルニーの自邸で、モネは絵を描くように庭を造ります。草木の配置や花の配合を細かく研究し、庭師を雇い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭で思索し平安を見出したモネは、庭の睡蓮を育てながら絵を描き続け、やがて睡蓮の絵に囲まれた部屋で人々が安らぎを感じることを期待しました。
アサヒビール大山崎山荘美術館が所蔵している《睡蓮》連作5点は、このジヴェルニーの庭で生まれた作品です。

2016年は奇しくもモネの没後90年にあたります。今回の展覧会では、アサヒビール大山崎山荘美術館が所蔵するモネ作品8点を一堂に公開するとともに、国内の美術館等から厳選された珠玉の作品をあわせた20点を展示。絵画の新しい時代を切り拓くとともに、庭を造り、食を楽しみ、美しい暮らしを追い求めたモネの作品と彼の生きた時代を振り返ります。

また、会期中は本館内の各展示室では常設展示として館蔵品から民藝運動ゆかりの名品をご紹介します。
20周年を迎え、未来に向けた新たな一歩を踏み出したアサヒビール大山崎山荘美術館。その節目となる記念すべき展覧会をぜひご高覧ください。

※会期中、一部展示替となる作品がございます。

展覧会概要

期間 2016/09/17(土) 〜 2016/12/11(日)
会場・開催場所 アサヒグループ大山崎山荘美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
※9月19日、10月10日、11月21日・28日、12月5日は開館
※9月20日・10月11日は振替休館
料金 一般:900円(800円)
高大生:500円(400円)
中学生以下無料
お問い合わせ TEL:075-957-3123075-957-3123
※総合案内
ホームページ http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

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