Exhibitions展覧会

中国・北京で、清華大学清華工芸美術学院に勤務しながら、制作活動を行っているアーティスト宿利群（スー リチュン　Su Liqun）の日本初個展です。

彼は、油画による作品と水墨による作品を制作し、西洋の美のエッセンスを東洋の伝統にとりいれた絵画世界をつくりあげ、中国各地でグループ展や個展で発表し、好評を博しています。

今回は、彼の繊細な線や色の美しさが際立つ水墨による作品をご覧いただきます。
特に、近年彼が力を入れている「何百年も地下深くに眠っていた陶器のかけら、かけらを集めて修復し形作られた器」を描いた作品には、多くの批評家が絶賛するように、悠久の昔や歴史の美とそれを描く作家の心を感じていただけることと思います。
この機会にぜひご高覧ください。
 

宿利群（スー リチュン）

1961年  北京にて生まれる
1985年 　 中央工芸術学院工芸美術学部壁画学科（のちに装飾芸術学科に変更）卒業
1989年　「宿利群油画作品展」　中国美術館（中国、北京）
1995年　 Cite internationale des arts （フランス、パリ）にて研修
2008年　 作品集「宿利群油画」　「1982-2008宿利群水墨画」　出版
2012年 「宿利郡水墨作品展」中国現代文学館（中国、北京）
2013年 「敦煌」壁画創作完成、長影旧址博物館（中国、長春）
2016年　「尋真」宿利郡個展、今日美術館（中国、北京）
「具象＆抽象」芸泰空間（中国、フフホト）
2017年 「中国抽象芸術展」楚上芸術空間（中国、武漢）
「含香体素」宿利群水墨作品展、深圳橋舎画廊（中国、深圳）、
橋舎画廊（中国、北京）


他、個展グループ展多数。
現在、清華大学清華工芸美術学部に勤務。