Exhibitions展覧会

藤原正和の「キネティック・アート」の展覧会です。

キネティック・アートとは、実際に動いている、もしくは動いているようにみえる芸術作品のことをいいます。1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパを中心に盛んに制作されました。 キネティック・アートは、動きというものを美術の世界においてどう捉えるか、ということを常に問いかけています。 日本では、2014年の7月に損保ジャパン東郷青児美術館で、2015年の7月に埼玉県立近代美術館で、「キネティック・アート」の展覧会が開催されました。

キネティック・アートは小難しさと機械的なクールなイメージを感じさせる作品が多いなか、藤原の作品は素朴さと温かみにあふれています。そこが彼の作品の魅力です。ユーモラスでちょっと不思議な動きから目がはなせなくなる人も多いのではないでしょうか。
ぜひこの機会にご高覧ください。

藤原正和

1971年 大阪、高槻市生まれ。1993年 嵯峨美術短期大学 専攻科（環境デザイン科）卒業。
電気工事技術士、カメラマンを経験、現在は造形屋の仕事と同時に制作を京都にて展開中。
作品は電気工事技術士の経験を活かし、モーターと磁石で動くキネティックアートが中心。
※9月11日・18日作家在廊

2012年 個展　むしⅣ型　(三条祇園画廊）
2014年 個展　むしⅤ型（Gallery はねうさぎ）
　　　　　K2 展（京都市美術館別館）
　　　　　現代美術ー茨木　【招待作家】
　　　　　個展　むしⅥ型　(三条祇園画廊)
　　　　　みてアート（大阪市西淀川区）【招待作家】
　　　　　第9 回秋の府庁旧本館彫刻展　【人気投票1位】
2015年 2015京展（京都市美術館）
　　　　　個展　むしⅦ型　 （Gallery はねうさぎ）展
　　　　　ART FAIR ASIA/FUKUOKA 2015
　　　　　第10 回秋の府庁旧本館彫刻展　【人気投票1位】
　　　　　第9回高瀬川彫刻展
2016年 西山アトリエ村展　【招待作家】
           京都彫刻家協会展　【人気投票1位】
　　　　　旅展（同時代ギャラリー）
他グループ展・公募展多数