Exhibitions展覧会
加藤文彦 写真展「石の歓び―千年の時をこえて―」
写真家・加藤文彦の個展。西洋の石造建築に魅了され、以来30年間各地の建築を写真に収めてきた加藤。冷たさや硬さとは異なる石ならではの生命力を感じる建築美の世界を、木造建築の町家空間にて展開します。この機会にご高覧ください。
西洋の中世には多くの教会が石で建てられ、今それが建築技術とデザインの素晴らしさで現代人を魅了します。木造建築を愛して止まなかった写真家は、あるときフランスのノルマンディー地方で、1067年に建てられた石の聖堂に出会い、その建築美に衝撃をうけたのです。
以来30年、イタリア、フランス、イギリスの各地を巡って多くの石造建築に出会い、感動を重ねてきました。
今回、京都・岡崎の地にある日本の伝統的な木造建築を活かした写真専門ギャラリーの木の柱や梁、そして土壁に囲まれたタイムカプセルのような二階空間で、石のぬくもりを―冷たさや硬さとは違う石の生命を―1000年以上の時をこえて感じとっていただければ嬉しくおもいます。
カラー作品全22点を展示いたします。うち1点は例外的に古城をモチーフにしております。(加藤)
加藤文彦
1947年神戸市生まれ。大阪府在住。京都女子大学名誉教授。英国王立写真協会会員。 2012年3月まで英米文学、文芸作映画とイギリス19世紀絵画の研究・教育に従事するかたわら、30年前より、イタリアの古都ラヴェンナに残るビザンツ様式建造物群を皮切りに、ヨーロッパ各地の古建築を撮影してきた。
【主な個展】
2014 「石の叫び 北方ロマネスク/ゴシック写真展」(茶屋町画廊/大阪)
「石の歓び 残り映え」(ギャラリー古都/京都)
2015 「石のデザイン 形と色の交響」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」/東京)
2016 「石の歓びⅡロマネスクもゴシックも」(HCLフォトギャラリー名古屋)
展覧会概要
期間 | 2016/10/23(日) 〜 2016/11/06(日) |
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会場・開催場所 |
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
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時間 | 11:00~18:30(最終日は18:00まで) |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | TEL:075-746-2931075-746-2931 |
info@artisan-tokyo.com | |
ホームページ | http://www.artisan-tokyo.com/ |
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