Exhibitions展覧会

フィリップ・ザクサー追悼展

2015/05/16(土) 〜 2015/06/07(日)

ギャルリー宮脇 

スイス人画家フィリップ・ザクサーの日本初個展・追悼展。若くして精神病院に入った彼は、闘病をきっかけに才能を開花。病院のアトリエから繊細な絵画・素描作品を多数生み出しました。強烈な創造力が感じられるペインティングやドローイングなど90点を展示します。

フィリップ・ザクサー(Philippe Saxer)は、きわめて繊細な絵画と素描作品を特徴とするスイス人画家です。

ガラス工芸やステンドグラス職人の修練を積んだ彼は早くから芸術家としての才能を発揮しましたが、22歳のときに病気のためベルンのヴァルダウ精神病院に入院。以降、病院のアトリエを拠点に多数の特筆すべき絵画作品を制作することとなりました。フィリップ・ザクサーが生来持つ強烈な創造力は、闘病をきっかけに爆発的に流露したのだといえるでしょう。
画面に表されるのは真なるリアリティであり、同時にきわめて実存的な芸術です。

今回はフィリップ・ザクサーの日本初個展となりますが、彼は2013年に亡くなり、惜しくも追悼展となりました。
紙に描いたペインティングやドローイングなど、約90点の作品を展覧します。
この機会にぜひご高覧ください。
 

【関連イベント】特別対談 杉村昌昭×鈴木創士「創造と狂気」

美術は狂気と接しているのか。そのなかにあるのか。創造の瞬間とは狂気の時間なのか。
だが、同時にいうところの精神疾患自体は、美術のカテゴリーになり得ないのではないか。
20世紀はこの極めて複雑な問題の周りを巡っていました。
このイベントでは、フランスの哲学者・精神分析家であったフェリックス・ガタリと、一方で狂気の詩人と呼ばれたアントナン・アルトー、両者に精通する2人のゲストが対談を行います。

日時:2015年5月30日(土)15:00~
料金:1,000円
定員:50名(要予約/先着順受付)
※お申込の際は、氏名・連絡先・参加人数を添えて、ギャルリー宮脇までご連絡ください。
 

展覧会概要

期間 2015/05/16(土) 〜 2015/06/07(日)
会場・開催場所 ギャルリー宮脇
時間 13:00~19:00(月曜休廊)
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-231-2321075-231-2321
FAX:075-231-2322
E-Mail info@galerie-miyawaki.com
ホームページ http://www.galerie-miyawaki.com

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