Exhibitions展覧会

優しい色彩感覚で描く独特の絵画世界が特徴の、山原晶子の個展です。
「描く、布を染める、貼る、糸で縫う」という独自の技法と「心地よい孤独感」を生み出すモチーフが相まって描かれる作品はまるで絵本の世界のようです。

今回の展覧会では、昨年の個展で発表した、人影のない街の上空に気持ち良さそうに浮遊する人物を描いた「うつろいゆく狭間」（2013）の世界観をより展開するカタチで構成。「ついになる」のタイトル通り、二点一組、左右対称など「対になる作品」を中心に展示します。ぜひご注目ください。
 

山原晶子

1985年 大阪生まれ
2010年 京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻 修了

【主な個展】
2007年 「山原晶子展 A pair of…」アートプレイスU2（京都）
2012年 「michinoki」Galleryはねうさぎ（京都）
2013年 「ゆく、くる、つづく」KUNST ARZT（京都）