Exhibitions展覧会

伊藤存・中村裕太「知らない都市 distant neighborhood」

2015/02/01(日) 〜 2015/02/08(日)

京都精華大学 kara-S 

刺繍や彫刻、アニメーションなどの手法で日常の断片を自在に紡ぎだす伊藤存。建築素材であるタイルに注目し、現代的視点で解釈した作品を生み出す中村裕太。見慣れた都市空間から「知らない都市」を表出させる2人の作家の作品展を、キュレーター志望の学生が企画・運営します。

都市における空間・創造・リアリティの新たな拡張についてそれぞれの表現活動を通じ発信を続ける作家、伊藤存と中村裕太を紹介する展覧会です。
伊藤は、刺繍や彫刻、アニメーションなどの手法を用いて、日常の断片を自在に紡ぎだします。そして、都市に潜むさまざまなレイヤーを浮かび上がらせます。
中村は、近代建築に多様に用いられたタイル素材に注目し、過去の文脈をたどりながら現代に生きる作家自身の視点で解釈した作品を生み出しています。
見慣れたはずの都市空間について、見る者のの感覚を静かに揺さぶり、私たちを「知らない都市」へと誘う2人の作品世界をぜひご高覧ください。

※キュレーションを学ぶ京都精華大学の授業「現代アートプロジェクト演習」の受講生が企画・運営を行うものです。
※この展覧会は kara-S と つくるビル(104A)での2会場での開催です。
 

出展作家

伊藤 存
1971年大阪府生まれ、京都府在住。現代美術作家。京都市立芸術大学美術学部美術科卒業。刺繍作品や、アニメーション、小さな立体などを制作し、具体的に見えているもの、当然だと思っていることの多様性を模索している。

【主な展覧会】
「きんじょのはて」(ワタリウム美術館、2003年)、「三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘」(国立国際美術館、2006年)、「磯部湯画廊/磯部湯活用プロジェクト」(群馬県前橋市、2013年)など。

中村裕太
1983年東京都生まれ、京都府在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。博士論文「郊外住居工芸論―大正期の浴室にみる白色タイルの受容」。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。

【主な展示】
「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」(森美術館、2013年)、「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、2014年)など。

展覧会概要

期間 2015/02/01(日) 〜 2015/02/08(日)
会場・開催場所 京都精華大学 kara-S
時間 12:00~19:00(会期中無休)
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-352-0844075-352-0844
FAX:075-352-0844
E-Mail shiranaitoshi@yahoo.co.jp
ホームページ http://www.kara-s.jp

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