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桃田有加里 個展 「Static」

2018/12/07 ~ 2018/12/26


【imura art gallery】

imura art gallery

《The remains》/2018 / 532×458(mm) /Acrylic and oil on panel and canvas

画家・桃田有加里の個展です。
桃田有加里は、 2008 年にトーキョーワンダーウォールで審査員長賞、 2012 年には第三十回上野の森美術館大賞展にて優秀賞 ( ニッポン放送賞 ) を受賞しています。2008年頃には人物表現を中心にしていた桃田ですが、2013 年頃より抽象的な風景での表現に変化しています。「最終的には何らかの形で人物像と風景を融合して作品にしたい」と語る桃田-本展の作品《The remains》では、その探求を垣間見ることが出来ます。ぜひご高覧ください。

かねてより、 私は絵画の中に存在する “時間の静止” に興味をそそられていました。 絵画はいにしえより時代の記憶や描き手のまなざしを保存するためのうつわとして存在し、 私はそれらの作品と対峙していると、 時間が凝縮して投影されているように感じるからです。
キャンバスの中の “時間の静止” を絵として視覚化したいと考えたとき、 動的なモチーフ をキャンバスという静止した画面の中に描くという対照的な存在の交差によって、 画面の中の “時間の静止” を際立たせることを試みました。
私の作品の中では、流動的な絵 具や記憶は動的なイメージであり、キャンバス自体は静的なモチーフとしてそこに表現しています。 なぜ私が記憶を動的な存在として捉えているかというと、記憶は、時間の流れと共に、 現実と先入観の断片が合流して重なり合いながら作り上げられる人工的な世界であり、整合化され、ひとりひとり固有の記憶となると考えているからです。
つまり、人間の記憶が水気を切るざるのように穴だらけであり、 脳裏で変化し続けていると考えていることに起因します。 私は絵画の中の “時間の静止” をキャンバス上に描き出し、可視化させたいと思います。
それにより、人間という一つのゆっくりと進化し成長する生命が、現代のスピードや効率 を優先する社会にいる中で、知らず知らずのうちに落としてしまった時間や密度を、私は 絵を通じて拾っていきたいと思うからです。(桃田)


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