Exhibitions展覧会
橋爪彩 個展「This isn't Happiness」
国内外で活躍する女性画家・橋爪彩の、京都では5年ぶりとなる個展。今回は過去の画家の代表作を引用・アップデートする連作《After Image 》の新作を発表します。幸福な人生を送ったとはいえない画家たちの作品をアップデートすることで表現者として生きる決意を込めた作品をぜひご高覧ください。
橋爪彩「Les amies」パネルにエマルジョン地、油彩 oil on emulsionground 100×130cm 2016
画家・橋爪彩の、京都では5年ぶりとなる個展です。
この5年間、国内有数の美術館でのグループ展に参加するほか、2013年にはには具象絵画の可能性を追求する若手作家に贈られる絹谷幸二賞を受賞いたした橋爪。2014年には、ポーラ化粧品Red B.Aのメインビジュアルとなる《Red Session》を制作し広告物やパッケージとして展開、同年POLA MUSEUM ANNEXにて大規模な個展を開催し、反響を呼びました。近年では香港やイタリア、シンガポールなど海外での発表機会も増えています。
さらに、現代美術のフィールドだけでなく、書籍の装丁やシャンパーニュPRイベントでの作品展示など、精力的に活動の幅を広げてきました。一昨年からは、非常勤講師として多摩美術大学で教鞭を執り始め、後進の指導にあたっています。
今回の展覧会では、2010年にフランスから帰国して以降、継続して取り組んでいる《After Image 》シリーズの新作を中心に展示します。既に亡くなった有名作家による代表作を引用し橋爪の手でアップデートしていくというもの。「This isn't Happiness」という展覧会タイトルは、橋爪が引用元にゴッホやマグリットといった幸福に満ち溢れた人生を送ったとはいえない作家を選んだことから名づけられました。様々な社会との接点を背景に、今後もアーティストとして生きて 行くことの決意が感じられます。表現者としての生活は、決して楽しいばかりではないでしょう。しかしそこから生み出さ れる、美しいという言葉だけでは語りきれない彼女の作品は、常に人々を魅了して止みません。
「与えて与えて与えることが作家の人生だ。それは幸福ではないが、不幸とも思っていない。」と語る橋爪彩。その生き様を、作品を通してご高覧ください。
展覧会概要
期間 | 2017/03/11(土) 〜 2017/04/08(土) |
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会場・開催場所 |
imura art gallery
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時間 | 12:00~19:00 ※日・月・祝日休廊 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-761-7372075-761-7372
FAX:075-761-7362 |
info@imuraart.com | |
ホームページ | http://www.imuraart.com/ |
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